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子育てをするうえで一番大切なこと
こんにちは、自学道場ヘッドコーチのやっすーです。
私は仕事柄、セミナーや講演で呼んでいただくこともあるのですが、そういったときに参加者の皆さんに最初にお聞きすることがあります。
それは・・・
もし、明日あなたがこの世から去ってしまうとしたら、今晩お子さんに何を伝えますか?
という問いです。
親にとって、子どもの成長は楽しみなことでもあり、大変なことでもあります。日々、そんな子育てをしていくとついつい見失いがちなのが、この問いです。
私がセミナー等でこの問いを参加者の皆さんに問いかけると、
「友達と仲良くね」
「楽しい人生を送ってね」
「体に気を付けて元気でね」
といった声が多く見受けられます。
様々な声を総じてまとめると、
「幸せになってほしい」
というのが皆さんの願いです。
日々子育てに追われると、ついつい「宿題は終わったのか?」「勉強しなさい」「ゲームばっかりしてないで!」「部屋を片付けしなさい」などなど、目の前の問題にばかりフォーカスしてしまいがちです。
しかし、子育ての目的は、子どもの幸せです。
日々、無事に過ごせていること。
少しずつでも出来ることが増えてくること。
今、ここに居てくれること。
その全てがありがたいことであり、尊いことであるということを忘れてはいけません。
目の前にとらわれてしまいそうになったときこそ、「もし、明日この世から去ってしまうとしたら、今、何を伝えるか?」と、自分に問いかけてみてください。きっとお子さんへの言葉が柔らかくなり、お子さんの反応も変わってくるはずです。
教育者の丸山敏雄さんという先人は、「子は親の心を実演する名優である」という言葉を残していますが、まさにこの言葉のとおりで、お子さんに変わってほしいと思うときほど、まず「親である自分が変わるんだ」という気持ちを持って接してみてください。きっと何かが変わってきます。
これは私が20年の塾講師歴の中で見てきた様々なご家庭で言えることですが、いわゆる成績のよい子のお母さんは、おおらかな心で接している方が多いです。
「あれしなさい」「これしなさい」とせわしいお母さんのおうちのお子さんほど、小学生の初めの出だしこそ、そこそこよい成績を取れますが、3年生以降のやや複雑な単元が始まる頃から、後伸びしにくい傾向にあるように思います。
子育てのゴールは受験ではありません。社会に出て多くの人たちと協調して活躍できる人になっていくために必要なことは、科目の学習や点数だけではないということも肝に銘じつつ、伸びやかに子育てをしてみませんか?
今日もこの記事をご覧いただいて、ありがとうございました。
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