その目的を考えよう
こんにちは、自学道場ヘッドコーチの
やっすーこと安永吉光です。
子育てにおいても、
社員教育においても、
日々過ごしていると
「なんのために?」という問いを
忘れてしまうことがよくあります。
例えば、
「うちの子、勉強しないんです」と
嘆いているお母さん。
聞けば勉強しないから成績が不安とのこと。
ところが、本人は要領よくこなしているので、
成績もそこそこ取れていて、
学年でも上位の1~2割には入る位置。
もちろん、1位が取れているわけではないので
まだまだ改善の余地はあるのかもしれません。
ところが、仮にその子がやり方を変えずに
1位を取ったとしても、
お母さんの悩みは解決しません。
それは、お母さんの本当の悩みは、
お子さんが勉強しないことではなく、
子どもが言うことを聞かず、
ダラダラして(いるように見えて)いて、
思い通りに動かないことにあるからです。
そうすると、このお母さんが
本当に言いたいのは
「私の言うことを聞きなさい!」
ということになります。
子育てや社員教育をしていると、
当然注意すべきことは
たくさん出てくるでしょう。
ところが、
その注意は「なんのために」するのか
考えていないことがよくあります。
昔の職人のように、
手仕事の技術を身につける場合ならさておき、
現代の社員教育において、
説明のつかない技術はそう多くはないはず。
「なんのために?」という問いを、
やるべき目的を、
よく考えてから接すると、
お子さんも社員さんも、
必ず変わってくるはずです。
今日もnoteをご覧いただき
ありがとうございました。
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