見出し画像

新しい洗濯機とともに始まる新たな日々

引っ越しを機に、9年間使い続けたドラム式洗濯機を買い替えました。
家電の買い替えという些細な出来事ですが、ふと振り返ると、この9年の間に私自身や家族の日常に起きた変化が、まるで洗濯機に刻まれているかのように思えてきます。

9年前、初めてドラム式洗濯機を迎えたときは、その便利さに感動しました。それが今回新しく迎えた洗濯機には、さらに進化した機能が満載です。AI洗浄、乾燥効率の向上、スマホ連携機能――10年という年月がもたらした技術の進化は驚くべきものです。

一方で、その機能の変化を受け入れる中で、自分自身や家族が歩んできた日々の変化にも気づかされました。

当時は、小さな子ども服や可愛らしい靴下を毎日のように洗っていました。それが今では、大人びたサイズの服やスポーツウェアに変わっています。洗濯物ひとつとっても、子どもたちの成長や私たち家族が積み重ねてきた時間を感じるのです。

そして、この9年間で私自身も変わりました。

児童養護施設の一職員としてスタートした私が、自立援助ホームの部門長を経て、現在は社会的養護を支える仕事に取り組んでいます。狭い世界から少しずつ視野を広げ、挑戦を繰り返してきた日々。その中で感じたのは、「変化をおそれるのではなく、自ら変化を導くこと」の大切さです。

今回の洗濯機の買い替えも、そんな思いを改めて実感させてくれる出来事でした。

新しい洗濯機とともに始まる日々は、また新たな変化を連れてきてくれるでしょう。その変化を受け入れ、自ら楽しむ気持ちを忘れずにいたいと思います。この洗濯機もきっと、私たちの変化を静かに見守ってくれるはずです。

「変化をおそれるな。変化を導け。」

この言葉を胸に、私たち家族の物語もまた、新しい章を紡いでいきます。


投稿を読んでいただき、ありがとうございました!
日常の中にある変化から、皆さまも何かを感じ取っていただけたら嬉しいです。


いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集