4/27 ニュースなスペイン語 Calor veraniego:夏の暑さ
スペイン南部(アンダルシア州のグラナダやムルシア州)では軒並み36度越えで、グアダルキビル川(Guadalquivir)の下流域では、38度に達する見込み。
4月にしては、記録的な暑さ(calor récord)、例外的に高温(temperatura excepcionalmente alta)だという。
スペイン気象台(Agencia Estatal de Meteorología=AEMET)は、非常に高温の気団(=空気の塊(la entrada de una masa de aire muy cálido))が入ってくることで、多くの地点で、夏並みの気温(las temperaturas propias del verano)が引き起こされ、段階的に温度が上がっていく(progresivo aumento)との予測を出している。
また、全国的に最低気温が上がる(Las temperaturas mínimas ascenderán en general)らしいが、カンタブリア州やエブロ川下流域(bajo Ebro)では、大きな変化もなく(se mantendrán con pocos cambios)、ガリシア州の北西(extremo noroeste)ではちょっとしたお湿り(alguna precipitación débil)も期待できそう。
今週の火曜日あたりから、主に、アンダルシア州やカスティージャ・ラ・マンチャ州、エストレマドゥーラ州、ムルシア州、バレンシア州などで、平均気温を5度~10度上回り、平均より15度も高い地点も出てくる見込み。
今週、水曜日にはマドリード州も29度に達するという。
日本は、というか、小生の暮らす関東地方は、昨日の水曜日は、雨がシトシト降っていて、肌寒かった。
まぁ、今日はお天道様も出て、暖かいけど。
スペインの天候が直接日本に影響を及ぼすことはないだろうが、これまでの(いい加減な)観察の蓄積から察するに、スペインと似た気候・気温が、概ね3~4日後に、日本でも起こるみたい。
ということは・・・(計算中)、多分、ゴールデンウィークが始まる週末は、行楽日和(か、それより高い気温)になる(かも)。
写真はバレンシア州のマラバロサ海(playa de Malavarrosa)の様子。
まるで夏。
ちなみに「夏(verano)」はラテン語の「春(ver(is))」から出てきた語(ややこしい!)。
で、「春(primavera)」は、と言えば、「prima(最初の、早い)」と「ver(春)」が合わさった語なので、語源的には「早春」という意味。
そして、ラテン語で「夏」を意味していた「aestivum」は、現在では「estío」と形を変えて、日常語ではあまり見かけないが、報道文などで使用する語として、生き残っている。