“はざま”にあえてハマりにいく|友達さんインタビュー番外編
「じだいのはざま展vol.4」内で開催したアーティストインタビュー。
その最後に友達さんと「じだいのはざま」の解釈について語りました。
今回はその番外編をどうぞ。
友達さんインタビュー本編はこちら👇
神奈川からラブコール!
───友達さんは「じだいのはざま展vol.4」に神奈川県から参加してくださっています。今回参加を決めてくださったきっかけをお伺いしたいです。
友達:もともとインスタで繋がっていて、じだいのはざま展さんの以前の開催の様子を見ていました。すごい活気ある場所で、展示会として作品を見るだけじゃなくて、人と人がつながれる場所になってるのがすごい素敵だなぁと思いました。「友達」って名前で活動させてもらってるぐらいなので、みんなでつながれる場所で、この作品を展示出来たらなという気持ちがありました。「ぜひ参加したいです!大阪行きます!」ってラブコールをしていたら誘っていただきました。今回はほんとにありがとうございます。
───インスタのコメントやDMでやりとりするなかで、すごく気が合いそうでしたし、じだいのはざま展のコンセプトにも合いそうだなと思っていました。友達さん、大阪に来てくれないかなと思いご連絡しました。
友達:いつでも行きますよ!
“はざま”にあえてハマりにいく
───じだいのはざま展の「ぼくたちは なにもの なのか/ぼくたちは どこへ むかうのか」というコンセプトについて、友達さんはどういう解釈をしていますか?
友達:「何者なのか」「どこへ向かうのか」というのは絶対に答えが出ないことだとは思うんですが、でも時間は絶対流れてくるわけで。時間が流れるあいだにその”はざま”にはまってあえて立ち止まって、考えたり、ちょっと一休みしたりして。「何者かもわからない」「どこに行くのかわからない」人たちがあえて”はざま”にハマりにいくような場所なのかなって思ってましたね。
───なるほど。「じだいのはざま」ってどちらかというとネガティブなイメージで。20代って学校を卒業して社会人になって、いわゆる大人として扱われて行くなかで、何者かになりたくて、でも何者にもなりきれない、といったイメージでした。でも友達さんのお話だと、はざまとは“一旦立ち止まって考える時間や場所”というポジティブな解釈ができますね。
タイムマシンのようにゆらゆら揺れる
友達:とくにコロナ禍があったので、私たちの世代はみんな大変だったし、すごく影響を受けました。コロナ禍に20代になった方がいたり、新卒で入った会社がコロナ禍で全然動かなかったりなど…みんなそれぞれの思いがあったと思います。そんなコロナ禍を経て生まれたイベントなので、そういうメッセージもあるのかなと思いました。
“はざま”ってゆらゆら揺れているイメージもあって、落ち込むこともあるかもしれない。でも絶対止まれないので。逆にゆらゆら揺れてやるぜ!みたいな気概が大事なのかなって思いますね。
───時代の流れに逆らうんじゃなくて、逆に波に乗ってやるぜみたいなね。
友達:ドラえもんのタイムマシンのなかでゆらゆらしているみたいな、そういうのもいいのかなって。
───ありがとうございます。新しい解釈が聞けてより「じだいのはざま展」への理解が深まったような気がします。自分で作ったイベントだけど(笑)
インタビュアー:川口 由真
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