科学の闇に迫る!サラリーマンが読んだ衝撃の一冊
皆さん、こんにちは。じこぼーです。最近もっぱら、片道90分の電車通勤時間を活用して読書にハマっています。今日は、つい先日読み終えた『Science Fictions あなたが知らない科学の真実』という本の感想を共有したいと思います。
信じていた科学が崩壊!?衝撃の告発内容
まず、この本を一言で表すと「科学の裏側を暴く告発本」です。著者のスチュアート・リッチーは、科学界の闇ともいえる不正、バイアス、過失、誇張などの問題を、具体的な事例を挙げながら鋭く指摘しています。
正直なところ、読み進めるうちに「え?そんなことまで?」と驚きの連続でした。例えば、有名な心理学実験の多くが再現できないという「再現性の危機」。これには本当に衝撃を受けましたね。
爆弾級!科学界のスキャンダル3選
1. スタンフォード監獄実験の真相
2. 論文不正件数世界一位の日本人研究者
3. 心理学研究100件中、再現できたのはたった39%
特に印象的だったのは、小保方晴子さんのSTAP細胞の話。あの騒動を思い出しながら読みましたが、改めて科学界の闇の深さを感じました。
難解な内容もスッキリ解説!著者の神ワザ
リッチーの文章は、難しい内容をわかりやすく説明してくれます。専門用語をうまく噛み砕いて、一般読者でも理解しやすいように工夫されているのが印象的でした。
また、本の構成も秀逸です。「あるべき」と「ある」科学の姿を対比させ、問題点を浮き彫りにしていく展開は、読者を引き込む力がありました。
サラリーマンの常識が覆された瞬間
正直、この本を読むまで、私は科学というものを絶対的に信頼していました。でも、科学者も人間であり、様々な誘惑や圧力に晒されているということを知り、科学への見方が少し変わりました。
ただ、著者は科学そのものを否定しているわけではありません。むしろ、科学をより良いものにするための提言をしているのです。オープンサイエンスやデータの事前登録など、建設的な解決策も示されていて、希望も感じられました。
👍 こんな人にオススメ!👎 こんな人は要注意!
この本は、科学に興味がある人はもちろん、ニュースや健康情報を批判的に見たい人にもおすすめです。ただし、科学への信頼を完全に失ってしまうのは本意ではないので、建設的な視点で読むことをお勧めします。
明日から実践!科学ニュースの見方が変わる
これからは、科学ニュースを見るときに「本当かな?」と一度立ち止まって考えるようにしたいと思います。特に健康情報なんかは要注意ですね。テレビで見た健康法、本当のところどうなんでしょう(笑)
心に刻まれた金言
「科学とは、自らの欠点を見つけ、それを修正するシステムである」
この言葉には、科学の本質と、より良い科学を目指す著者の思いが凝縮されているように感じました。
皆さんも、この本を読んで、科学の見方が変わるかもしれません。ぜひ、通勤電車の中で読んでみてはいかがでしょうか?きっと、普段の景色も少し違って見えるはずです。
さて、明日の朝は少し早起きして、テレビの健康番組でも見てみようかな。「本当かな?」と思いながら見るのも、新しい楽しみ方かもしれませんね。
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