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汗と涙で紡いだ文明絵巻!サラリーマンが電車で読んだ衝撃の一冊

こんにちは、じこぼーです。通勤電車で読んだ本が、私の人生観を変えてしまいました。その衝撃の一冊を紹介します。

DNAが語る人類史:あなたの体は太古の記憶装置だった

ルイス・ダートネル著「この身体がつくってきた文明の本質」は、私たちの体が秘める驚きの物語を紐解く、知的冒険の書です。

王家の血筋は呪いだった?長子相続制の意外な真実

本書は、人間の身体的特徴が歴史をどう形作ってきたかを探る、目から鱗の連続でした。例えば、ヨーロッパの王族たちの近親婚が権力維持のためだったという話には、思わず電車の中で「えっ!」と声を上げそうになりました。

> 世襲制の支配者たちは権力を保持するために近親結婚を繰り返したことによって、結果的に自分たちの首を絞めていたのだ。

まさに、権力は諸刃の剣。私の会社の上司たちも、この教訓を学ぶべきかもしれません(冗談ですよ)。

風邪をひくと文明が変わる?病原体と歴史の意外な関係

特に興味深かったのは、疫病と植民地政策の関係です。

> ヨーロッパ人は自分たちが移住する新天地を求める際には風土病で命を落とさずにすむ温帯地域を選んで「入植植民地」を築いたが、マラリアや黄熱病のはびこる熱帯では、現地の先住民やアフリカ人を働かせる「収奪的植民地」としていたのだ。

この記述を読んだとき、歴史の授業で習わなかった真実に触れた気がして、背筋がゾクッとしました。

カフェインが変えた世界史:コーヒーブレイクの向こう側

朝のコーヒーに秘められた歴史の深さも、驚きの連続でした。

> アルコール、カフェイン、ニコチン、アヘンなどの物質をテーマとした章は、飲料水の問題とも関連して非常に面白かった。

今では当たり前の嗜好品が、実は文明の歯車を大きく動かしていたなんて。月曜の朝、眠い目をこすりながら飲むコーヒーに、今までとは違う感慨を覚えます。

認知バイアスが歴史を動かす:あなたの思い込みが世界を変える?

著者は、人間の認知バイアスが歴史に与えた影響も鮮やかに描き出します。自分の偏見や思い込みが、実は世界を動かす力を持っているかもしれないと思うと、ちょっとゾクゾクします。

私たち一人一人の小さな認知の歪みが、実は歴史の大きなうねりを生み出しているのかも。そう考えると、日々の仕事や人間関係にも新しい意味が見えてきます。

通勤電車が歴史の教室に:90分で巡る人類の軌跡

この本のおかげで、単調だった通勤時間が、壮大な人類史を追体験する知的冒険に変わりました。

ただし注意が必要です。あまりにも面白すぎて、二度も乗り過ごしてしまいました。上司に遅刻の言い訳をするのに苦労したので、みなさんはくれぐれも気をつけてくださいね。

明日への視点:歴史は体の中に眠っている

本書は、私たちの体が紡いできた歴史の糸を丁寧にたどり、その先にある未来を垣間見せてくれます。

今、あなたの体の中で眠っている太古の記憶が、実は未来を作り出す鍵になるかもしれません。そんな可能性に胸が躍ります。

皆さんも、この本を通じて自分の中に眠る歴史のDNAを探してみませんか?きっと、今までとは違う目で世界を見ることができるはずです。

そして、明日の通勤電車では、周りの人々の中に眠る歴史のDNAを想像してみるのも面白いかもしれません。もしかしたら、隣に座っているサラリーマンの中に、未来を変える可能性が隠れているかもしれませんよ。

さあ、あなたの体が紡ぐ次の歴史は、どんなものになるでしょうか?この本を読んで、その可能性を一緒に探ってみましょう!​​​​​​​​​​​​​​​​

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