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ペロポネソス戦争とアサクリ:サラリーマンが古代ギリシアに学ぶ人生の教訓

皆さん、こんにちは。最近、『アサシンクリード オデッセイ』にハマっている40代のおっさんです。ゲームの舞台がペロポネソス戦争時代と知り、塩野七生さんの『ギリシア人の物語2:民主政の成熟と崩壊』を読んでみました。今日はその感想を共有したいと思います。

タイムスリップ!古代アテネの栄枯盛衰

塩野さんの筆致は、まるで当時のアテネを歩いているかのような臨場感があります。ペリクレスの時代の繁栄から、その後の衰退まで、まるでドラマを見ているかのようでした。

特に印象に残ったのは、「デモクラシーが銀貨の表面ならば、デマゴジーは裏面なのだ」という一文。まさに、民主主義の光と影を言い表していますね。

2400年前の歴史が警告する現代社会

読み進めるうちに、「あれ?これ今の日本にも当てはまるんじゃ...」と思うことがしばしば。ポピュリズムの台頭、長期的視野の欠如...。通勤電車の中で「ハッ」とする場面が何度もありました(周りの人に変な目で見られましたが)。

ペリクレスVS上司:意外すぎる共通点

実は、ペリクレスの没落を読んでいて、以前の職場での経験を思い出しました。優秀な上司が異動した後、部署の雰囲気が急変し、短期的な成果ばかりを求める風潮になったんです。古代ギリシアと現代のサラリーマン社会、意外と共通点があるものですね。

歴史マニア歓喜?それとも挫折の書?

歴史好きの方はもちろん、政治や社会に興味がある方にもおすすめです。ただし、かなりの長編なので、覚悟して読み始めることをお勧めします。私は通勤時間を利用して少しずつ読み進めました。

古代ギリシアに学ぶ、明日からの生き方

この本を読んで、長期的な視点の重要性を再認識しました。日々の業務に追われがちですが、時には立ち止まって大局を見る必要がありますね。娘との関係も、目先の問題だけでなく、長い目で見ていこうと思います。

あなたの「民主主義観」は古代ギリシア人に勝てる?

皆さんは「民主主義」についてどう考えますか?この本を読んで、改めて考えるきっかけになるかもしれません。
あの政党は、そのまんまアレじゃないかとか(笑)

それでは、今日はこの辺で。次は『アサシンクリード ヴァルハラ』と北欧神話の本でも読もうかな...なんて考えています。だいぶ先の話になってしまいそうですが。
皆さんもゲームと歴史書のコラボ、試してみてはいかがでしょうか?​​​​​​​​​​​​​​​​

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