幸せは、主観的なもの。他人と比べるから辛くなる『凡人道』
人生がつまらないなんて、誰が決めるのか?
「好きなことで生きていく」「学歴はいらない」
そんなスローガンが、蔓延っていますが、それは誰かの思惑に踊らされているだけなのかもしれません。
著者はご存じ、西村博之(ひろゆき)さん。
1976年、神奈川県生まれ。中央大学へと進学。在学中に、米国のアーカンソー州に留学。
1999年にインターネットの匿名掲示板「2ちゃんねる」を開設。
2005年に「株式会社ニワンゴ」取締役管理人に就任。
2006年に「ニコニコ動画」を開始。
2009年「2ちゃんねる」の譲渡を発表。
2015年に英語圏最大の匿名掲示板「4chan」の管理人に。
カンタンに言えば天才。凡人とは程遠い人です。
そんな彼が、目線を低くして諭してくれます。
『凡人道』
はじめに 20××年、ニッポンの詰んだ未来予想図
第1章 AIに怯える前に僕らがすべきこと
第2章 インフルエンサーに搾取されるバカになるな
第3章 社会を変えるより自分を変えよう
第4章 「お金」と「幸せ」は比例しない
第5章 凡人サバイバル術で大人も子どもも成長できる
おわりに 20××年、ニッポンのアカルイ未来予想図
日本は、現在の延長線でよくなっていくのか?
新技術など新しいものを、法律で邪魔してしてしまう日本。
楽観視はできません。
確かに、いままでの乗っかりだけでは、厳しくなるでしょう。
そして、多くの自己啓発本などでは「成功」を煽ってきます。
インフルエンサーと呼ばれる人間が、自分のようにお前もなれと煽ってきます。
それに、ひろゆきさんは警鐘を鳴らします。
堅実な人生を歩むよう提案してくれます。
・仕事を選ぶ際は「積み重ねがきくかどうか」で判断する
・自分へのご褒美は愚行、ただの損失で浪費でしかない
・人生に妥協をする。そもそも人生は妥協の連続
私たちは彼ら(インフルエンサーたち)のように天才ではありません。
自分にできることしかできないのです。
そもそも仕事とは、多くの場合、誰かのやりたくないことを代わりにやって対価を貰う。いわば、代行業のようなもの。
そこに楽しさを求めてはならないのです。
「やりたいこと」よりも「苦にならない」を基準にした方がいいのです。
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