手作りおはぎ と どろだんご
いつもありがとうございます。⬆の写真は、家で作ったおはぎです。
おはぎのリクエスト
次女と孫が帰省中で、何か食べたいものがある?と次女に聞いた。
すると、小さい頃から作るおはぎを食べたいとリクエストされた。
昨日は、三女も九州から帰省し、おはぎの話で盛りあがった。
二人とも時々婆ちゃんのおはぎを思い出しスーパーで買うようだ。
だけど
「お母さんのおはぎと市販のとは全然違うんよね~」
と言う。
「お店のは甘過ぎるんよね~それとお母さんのはデカイよね~」
食にうるさい長男も
「お母さんが作る食べ物の中でおはぎが1番が好き」
と言って
「お母さんに言ったらダメよ、そればかり作るから~」
と娘たちは、口止めされていたらしい。
イギリスにいる長女も時々、無性におはぎが食べたくなると言う。
今回2歳の孫も、初おはぎを食べたが二個も食べてびっくりした。
「お婆ちゃんの作ったおはぎオイシイネ」
と言われ素直に嬉しい。
どろだんご作り
婆ちゃんが何十年も前の子供の頃、実家の裏通りにお寺があった。
境内のぐるりは廊下で、上がり口の石段の下は空洞になっていた。
そこは、薄暗く日陰になって冷たい感じがする場所だった。
どろだんごを作って、そこに隠しておくのに丁度良かった。
黄土色した土もどろだんご作りに適していてそこにあった。
土はふるいで細やかにし、水溜まりの水を混ぜて形を作った。
さらに固め、きめの細かい乾いた土を掛けて硬くし、艶を出した。
隠し場所に黒光りのするどろだんごを
見に行くのが楽しみだった。
残念なことに、ヒビ割れていた事もあったがワクワクした。
どろだんごを握った手の感触が忘れられない。
おはぎを作るとき、いつもあの子供の頃のどろだんごを思いだす。
だから大人になっても、歳を取った今もおはぎを作るのが好きなのかも知れない。
子供たちや孫も喜んでくれるしね。
おはぎとどろだんごが似てるようで懐かしい感じがする。
おはぎを作って40年以上、年季が入っている。
娘たちにレシピを聞かれたので、覚え書きです。
おはぎの作り方
材料 もち米 4合
白 米 1合
(米は一晩水につけます)
小 豆 500㌘
砂 糖 250㌘
塩 小さじ 1
(砂糖は少な目です。白砂糖を使うとあんに艶がでますが、あえてキビ砂糖にしてます。)
お米が炊けたら、しゃもじで混ぜて丸くお団子を作ります。
あんこを手のひらに載せ、お団子入れてあんで包むと出来上がりです。