16年振り上映 劇場版 『Dr.コトー診療所』を観に行きました
いつもありがとうございます。⬆の写真は、家にある16年前のDVDです。
映画館通い(2000~)
2000年からの約10年間、よく映画館に通いました。
4人の子供たちが、留守番が出来るようになり行き始めました。
子供たちが幼い頃は、映画館で映画を観るゆとりもありません。
夫が
「子供等が大きくなれば何時でも観に行けるからその時行こう」
と言い、やっとその時が来ました。
初めて観に行けた時の事が嬉しくて、今でも忘れられません。
しかし、
その時観た映画は、フランス映画でさっぱり理解出来ません。
最近夫とあの時の映画はよく解らない謎の映画だったと話します。
マイナーな映画を上映する会に入会して、初めて見た映画でした。
会の名前は『シネクラブ』それから、
子育て期間の穴を埋めるように、必死で映画館通いをしました。
パンフレットとチケットの半券をファイルし何冊にもなりました。
生きた証のようにせっせとファイルに閉じていきました。
断捨離 (2022)
1年前、突然病気になり手術する前に、断捨離をしました。
その時、ゴミ袋にいっぱいの映画のファイルを処分しました。
大切な物でも残された人には、ただのゴミかも知れません。
生きた証は自分の心の中にあればよいと思ったのです。
しかし、
何故かDr.診療所のDVDセットは、断捨離せず家にありました。
韓流ブーム(2010~)
あれだけハマっていた映画館通いを止めてしまいました。
以前勤めていたオーナーの奥さんは韓国ドラマが大好きでした。
DVDを貸してあげると言われ、婆ちゃんもハマってしましました。
2010年代は婆ちゃんの中で韓流ブームだったかも知れません。
劇場版 『Dr.コトー診療所』
この映画が16年振りに当時の映画出演者のままで上映されました。
16年前、長男がくれたDVDのセットをよく観ていました。
16年後に同じメンバーで同じ映画の続きを上映するって凄くない!
懐かしい気持ちと16年経た俳優さんたちはどんな何だろう。
私だって中年から老婆になったんだし、皆歳取っているかな?
*
俳優さんたち、変わってなかった。
子供たちは、若者になっていた。
若者になったのに変わっていない。
あの時のままの雰囲気を醸し出している。
やっぱり、役者さんは凄いですね。
安藤重雄=元漁労長の重ジイ(泉谷しげる)は昔からジイさんのままだ。
主題歌、中島みゆきさんの歌
『銀の龍の背に乗って』いつ聞いても好い歌です。
最西端の島 『志木那島』
日本の西端の島『志木那島』のことを初めて知りました。
遠く離れた島で人びとは生まれ、生活している人たちがいます。
島から眺める海の綺麗なこと、その土地にあった家の造り。
静かな海も台風接近で大嵐になり、人命も危ぶめられる暮らし。
島の人たちの助け合う精神が昔から受け継がれている様子。
その人たちにも日常の暮らしや生活があり、病気やケガもします。
本土から遠く離れたこの島にも医療の必要な人たちがいます。
19年間、島の医師として島民に慕われていた医師がいました。
離れ島や過疎地域の医療は、医師の良心に委ねられているのが現実なんですね。
ラストシーンはどうだったか…
映画を観たその時の心のあり方で、人に依って違う気がします。
キャスト
五島健介=Dr.コトー(吉岡秀隆)
五島彩佳=看護師 (柴咲コウ)
原 剛利=漁 師 (時任三郎)
原 剛洋=原の子供 (富岡 涼)
西山茉莉子=ママさん(大塚寧々)
織田判斗=研究医師 (高橋海人)
西野那美=看護師 (生田絵梨花)
和田一範=役場職員(筧 利夫)
星野正一=彩佳の父(小林薫)
星野昌代=彩佳の母(朝加真由美)他