見出し画像

中学 初文化祭

中学生になると 文化祭ってのがあるんだって。
えっとね、
運動会と音楽会が 同時にやってくるらしいんだぁ。
僕は、出来るのかなぁ。

中学入学前の説明会の時には もう文化祭は終わっていたので
文化祭が何たるかを知らずに中学生になった息子。
説明会の時も ぼんやり聞いていたらしく、
入学後に改めてオリエンテーションで言われて ハッとしたらしい。

小学生の時は 運動会も音楽会も 春と秋に分かれて 一つずつだったし
運動会の練習の特別授業が組まれて ダンスや100メートル走など
念入りに練習があった。
音楽会に至っては 合唱と合奏を1ヶ月くらい練習していた。
それが
中学生になったら 普通に授業やってて 音楽会は音楽の時間だけ。
ミニ運動会だから、と 普通に体育の授業で 何をやるか説明されて
50メートル以上は走ってリレーすることと、長縄跳びをするという話。
長縄跳び?
グルングルン回ってる中に入って行って 1回飛んだら出るやつ?
へ? 出来るんかいな?
いやぁ 自分一人で縄跳びを飛ぶのさえ
6年生の終わりになって やっと出来た君が
誰かの回す縄の中に入って 一回飛んだら出るって。
至難の業、じゃないの?

うん、難しいんだよね。だから 出来るまでに時間は掛かるんだよ。
でもね
クラスの皆が 応援してくれたり 教えてくれたり 励ましてくれるんだ。
リレーもさ、僕は最短距離50メートルを全力で走れっ!って言われてて
G君が僕の分まで 全力で走るから、任せとけって言ってくれたんだ。
だから 頑張るから、見にきて良いよ。

反抗期真っ盛りで 見にきてね、じゃなくて 見にきて良いよ、なのね。
うん、生意気になってきたわ😆。

50メートルは最低でも走れと言うのは
クラス対抗全員リレーという種目らしくて
走るのが得意な子は 長い距離をどれだけ走ってもOKで
苦手な子は 50メートル走ってくれれば良いよ、ということらしい。
なるほど。
ただ難しいのは バトンの場所がクラスごとバラバラになるから、
距離を正しく見極めるのが大変だってこと、だけど。
ずっと昔から そうやってるんだって。だから大丈夫らしいよ。
へぇ〜。そんなふうに工夫してるんだ、良いじゃん。

週末に行われた ミニ運動会。50メートル全力って言われても バトン貰って
走り出した息子は トップスピードになる前にバトンを渡しているようだった。
けど バトンを受け取ってくれたG君は 200メートルくらい全力で走って
息子のクラスは学年で1位だった。

長縄跳びは
時間内に 引っ掛かっても合計した回数で順位を決めるというのと
とにかく長く引っ掛からずに飛べた回数を競うのと 両方を同時にやっていた。
数える先生、大変そうだけど😅
砂ぼこりにまみれながら 楽しそうに飛んでいる。
引っ掛かった子がいても気にしない。「大丈夫、大丈夫」と言い合っている。
上手な子も そうでない子も 互いに声を掛け合って
本当に楽しそう。

良いなぁ、こういう時間が過ごせて。
なんか、アオハル?
中学生は 意外にちゃんと学校生活、してました。


いいなと思ったら応援しよう!

四葉と話すネコ
サポートありがとうございます。自分の時間をゆっくり作り出すために、遠慮なく使わせて頂きます🙇‍♀️。