いい加減な暮らし
がんじがらめから抜け出して、少しいい加減な暮らしをしてみようと考えた。とりあえずお夕飯はほっともっとにしてみよう。
次男の塾が終わる頃に取りに行けるように注文してみた。帰宅してから時間があったから、長男のホワイトデーのお買い物に付き合う。その後に犬の散歩がてら次男をお迎えしてほっともっとへ。
お風呂に入って、みんなでお弁当食べてのんびり。…が、その後に恐ろしい程の眠気!!力も抜けて、無印の人間をダメにするソファーに倒れ込み撃沈。
なんだろう、家事サボってみたのに。優雅に夜を過ごしてみたかったのに。気が緩んだのだろうか。
それでもゴソゴソ起きて洗濯物を干す。悲しい習性。
そして…起きたら6時😲😲😲寝坊までしてしまった。またまた気が緩んだ影響?
長男は6時半には朝ごはん食べないと遅刻しちゃう~💦ということで、慌ててコンビニへ。
一緒に行った長男が、「朝からコンビニ来る人も結構いるんだね」と言うので、「お母さんも独り暮らしの時にはコンビニで朝ごはん買って出勤したりしてたよ。家で一人分作るのも面倒だし。家で食べるなら冷凍ご飯と卵とかで済ませてたし…」という話をした。
そう…確かに。いつから私は、朝ごはんには炊きたてのご飯と美味しい出汁の味噌汁が不可欠と決めたのだろう。
夜ご飯のほっともっとも、朝ごはんのコンビニも、独身の時には全然罪悪感なかった。結婚してから?子ども生まれてから?
金銭面の問題はあったかと思う。毎日買い弁だったら確かにお金かかるし。でも、今はそれがスゴく怠惰なことだと思い込んでしまっている。丁寧な暮らしをしていないと、お母さん落第だと思い込んでいるのかもしれない。
小さい頃の子ども達が、手作りを特に好んで食べてくれたというのも大きかったかもしれない。でも、なによりも保育園に預けられてかわいそう、お母さん仕事忙しくて、夜もろくにご飯作ってもらえなくてかわいそうって…言われたことないけど…言いたそうな世間と、自分自身のそういう気持ちがそうさせたのかなと思う。
子ども達はどうだろう。ほっともっとの唐揚げ弁当を美味しそうに食べてた。でも、今日何かあったの?今日忙しかったの?とイレギュラーであることへの反応はあり。
このままだと、将来お嫁さんも苦しめる男になってしまうかも。
いい加減に生きるって大切だ。それを身構えてやろうとすることが、既に肩に力の入った人生ってことなんだろうけど。