本気になると工夫する ~「やらない」をスタートに~
この春、暮らしのモヤモヤ改善キャンペーン実施中。
チラシ投函防止策、トイレットペーパーホルダーやタオルハンガーの交換など、10年来のモヤモヤをプチDIYで手放した時の気づきを綴ってまいりました。
そして、昨日さらに、もう一手!実行に移しました~!
V.S.ソファのカバー問題
年末に新調したソファ。
我が子たちは細かいことは気にしないタイプなので(笑)、念のためイブルをソファカバーにしています。
背もたれのクッションまでぐるりと覆える大きさのものを見つけたので、「これはいい!」と導入した姿がこちら。
ちなみに、クッションは友人でソーイング作家のちえちゃんにオーダーしました♡
お気に入り♪
――が。以前この「自分実験室」でもチラリと書いたことがあるのですが……これ、すぐにデロ~ンと垂れ下がってきたり、ぐちゃぐちゃになる…。「子供たちも小学生だし、背もたれクッションに挟めば大丈夫!」と思っていた私が甘かった。
もちろん、直せばいいんです。
直せばいいんだけど、ソファの幅もそこそこ広いのでカバーも大判で、きれいにするのが意外と手間。
自分ばっかりせっせと直しているのがバカらしくなって、夫にやり方を説明したり、子どもたちに協力を仰いだりもしていたのですが、どうにもなかなか負担が減らない。
「家族の成長や気づきを待つしかないか」と気長に構えた瞬間に、はたと閃いた。
……ですよね~ですよね~!
背もたれまで覆った方が汚れ防止にはなるけど、手間に対してリスク(背もたれが汚れる)が低すぎる。そもそも、汚れがすぐに染みこむタイプの素材ではないし、さすがにベッタベタの手で触らないで、と言えばわかる年齢まで育っている子どもたち。
そこで調べてみたら、ありました。まさに「ソファパッド」という名で売られている絶妙サイズのイブルが!
私の手間が、2800円で解消されるなんて!
生まれ変わった姿がこちらです、じゃじゃ~ん!
むしろこっちの方が、汚れたときにすぐ洗えるというメリットまで……。
「やらない」を起点に考える
最初は「子どもたちが汚してしまった時に責めたくない」からかけ始めたカバーは、いつのまにか「ぐちゃぐちゃにする子どもたちを責める道具」になっていました。本末転倒。
カバーは直したくない。
ソファも汚したくない。
子どもたちも責めたくない。
そうしてつまり、「私がソファのことでイライラしない」にはどうしたらいいか?から第3の案を考えてみたのが、今回の結果だったんですね。
人間は惰性の生き物だから、何かを変えるってすごくパワーがいる。
つまり私は「こうしたらラクになるなぁ」という程度ではたぶん必ず実行に移すと言い切れないからこそ、「もうこれはやらない!(=ソファ案件でイライラしない!)」というところをロックしてみる。そうして初めてとこれまでなかった方法が浮かび上がってきて、たとえ多少パワーがかかっても実行するメリットの方が上回る。
そういえば昔読んだ本に書いてありました、「本気になると工夫する」って!
あなたの「本気でやりたくない」ことはなんでしょう?
その「やりたくない」を「やめる」とハッキリ決めた瞬間、何かが動き出すのかもしれません!