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「やりたい」を流さない!ふせんonふせんで作る「思考トレイ」

1年の走り出しは、みんなが希望に満ちている時期。素敵な抱負や試みに出合うことも多いですが――「それ、いい!」って思っても、あっという間に記憶の彼方に流れていく情報過多社会……。

現代人が1日に得る情報量は、
平安時代(?うろ覚え…)に生きた人が一生で得る情報量に値するとかしないとか…

そんな「それ、いい!」を堰き止めておくための仕組みを、手帳に用意しました。


はじまりは「思考の棚リスト」

先日、私が参加する「自分軸手帳部」のイベントで、部長のようこさんがこんなリストを作成していることをシェアしてくれました。

――「思考の棚リスト」!!
着想や他者から取り入れたいアイデアなどをとりあえずおいておける自由さよ!!!

特に手帳を使い始める今の時期、「うまく使おう」「キレイに整理しよう」と自分が管理する項目やカテゴリを整えようとしがちですが……このリストならそんなことを考える必要なし!

さっそく私も2023の手帳に「思考の棚リスト」を導入することに。

翌月の「目標ページ」には「思考の棚をチェックする」よう、付箋をペタリ。
定期的にリストをリマインドする仕組みです。


「思考のトレイ」も作ってみた!

――とはいえ。

日々遭遇する「それ、いい!」って、ごくごく小粒のものも多くありません?
自分の頭にいいアイデアがパッと浮かび、やろうと思えばすぐに実行できるイメージがハッキリ描けるけど、ちょっとこの瞬間は時間がない、ってものも。

そういうのって、思考の棚に置くほどでもないけれど、あとでやろうとおもうと「く~!思い出せない!!!」ってなりがちです。

なので、そんな小さなアイデア用に、この度「思考のトレイ」も用意してみました。

ささやかな「それ、いい!」や「やってみたい!」に出合ったら、ちびふせんにメモして、大きなふせん(=トレイ)の上に。リストページに固定された「棚」は動かせませんが、「トレイ」なら週が変わったら新たなウィークリーページに移動可能です。

「やらなきゃ」のTo Doリストとは違う、
突然湧いた隙間時間にわくわく取り組めそうなものをのせたトレイ。
これなら、アイデアが流れてしまう心配もなし!


使用しているふせん

参考までに、トレイに使用しているふせんをご紹介しておきますね。

トレイ(背景の大きなふせん)はDAISOの「タスクふせん」。

その上に乗せるアイデアメモ用ふせんは、「まるみの」というシリーズのプチサイズ。

私は「夜明け前の空」というカラーを買いましたが、パッと見、見分けがつきにくい色なので、カテゴリ分けなどしたい場合はこちらの「やすらぎの花束」の方が使いやすいかも…?

見ための可愛さだけでなく、粘着面も広くしっかりくっつくので安心。

さらに、自分軸手帳のマンスリーやウィークリーにもちょうどいいサイズなので、アイデアを実行するときはスケジュールページにそのまま移動できるというメリットもありますよ。

「あえてカオスを作る」という選択

何かが私たちの心に響くとき、その瞬間はうまく言葉にできないけれど、なんだか気になる!というものは多いもの。そういうのって、見出しを付けて整理しようと思っても難しいですよね。

だからこそ、手帳の中にあえてカオスを作る。
仮置きして、整理するなり、やっぱり捨てるなり、あとはご自由に。
時間をおかないとわからないことも、いまこの瞬間に時間がないという現実も、ぜ~んぶ受け止めてくれる受け皿を用意しておくと、より安心な手帳になりますよ!


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