「たとえ拙(つたな)くても、速く始める」効能
先日読了したのはこちらの本。
冒頭の言葉は、そちらから引用したものです。
・・・・・・納得しかない。
「巧遅(こうち)より拙速」
印象的な言葉や考え方があちこちに散りばめられている一冊なのですが…特に心に残った言葉の一つが「 巧遅(こうち)より拙速 」。
心配性で、失敗の種を少しでも取り除こうと時間を割くわたしにグサグサきます……
実はこれ、以前読んだ別の本の実験結果と結びついて、至極納得したんですよね。
「量」か「質」か
私が大きく感銘を受けた「複利で伸びる1つの習慣」。
この本の中である実験が登場します。
少し抜粋しますね。
・・・と、よくある「質か量か」の議論に対する検証ですね。
ここから、どんな結論が導き出されると思いますか???
「質」グループが、「完璧」についてあれこれ考えている間に、「量」グループは行動し、その結果からフィードバックを受けて方法を改善していったり、新しい技術を習得していったというんです。
さらに、著者はこうも言っています。
本の中では「習慣」の話に紐づけていますが、すべてのことに当てはまりそう・・・・・・。
「考えている」のは、ただのやってる「つもり」
「考える」ことはもちろん必要だし、重要。
でも、「考える」その行為自体は、現実に何も生み出さないんですよね……!
よくあるじゃないですか、テレビとか見てても、
とか、
なーんて、一人毒づいちゃうこと。(私だけかしら…(笑))
でも、それ、私やあなたがただ自分の中に秘めている間に、テレビの中のあの人は行動に移して発信していたわけで。
もちろん、どちらか「勝ち」でも「負け」でもありません。けれど……もし自分がそれを見て「悔しい」という思いがあったとしても、それは「行動していなかったから」という一言に尽きるわけでして。
そうやって悶々とするなら、自分だって、考えてばかりいないでやればいいんですよね。
ちっちゃいチャレンジだけど、この「じぶん実験室」も、そうやって背中を押してアクションに移した一つ。
自分がやりたいから、ワードプレスのあれもこれもわからないままだけど(笑)、「 巧遅(こうち)より拙速」 ×「質より量」のマインドで、さっさとリリースしちゃいました!
しっくりこないなら「起動修正」すればいい
――と言いつつも。
超ちっちゃいことなのに頭でグルグル考えちゃってたこと、私もこの年末にありまして……。
それは、「手帳のフリースペース」をどう使うか問題。
(ち、小さすぎる……!!!!)
私は時間軸が縦に24時間刻まれている「バーチカル」タイプの手帳が好きなのですが、その周辺にある「フリースペースをどう使うか?」って決めかねていたんです。
「毎日の振り返り書くのもいいな」
「でも続かないかな?」
「最近グッとくる言葉に出合うこと多いから それをメモるか??」
「いや、それはあっちのページの方がよいのでは?」
などなど。
でもこれこそ、いや、とりあえず、やってみなさい、自分!って話ですよね。(笑)
今年はあと3週間あって、つまりウィークリーページでいえば、あと3回は違ったバージョンが試せる。頭の中でこねくり回してる暇あったら3回やってみなよ、自分。タダだし!!!(笑)
2022から使用する「自分軸手帳」部のゆっきーさんのフォーマットを参考にさせていただきました!
結果的に、3週目にして、ようやく大体のフォーマットが決まりました。
いきなり正解に到達しようとするから踏み出せない。
しっくりこないなら、「軌道修正」すればいいだけ、なんですよね。
みなさんにも、もしかして、
超ちっちゃいのになんとなく決めかねてぐるぐるうじうじし続けてること、ありませんか?
迷ったら、この合言葉があなたの背中をグググググッ!と押してくれるかも……!