「役に立ちそう」で学んだことは役に立たない
ちょっと今日はビジネスをしたい人の正しい学び方についてお話をしたいと思います。
色々な方の起業の相談に乗っていると、「◯◯について勉強中です」という方が結構多いんですね。
でも具体的に学んでいる内容を聞いてみると、大体ピントを外してるというか、「それ使わないまま終わりますよ」っていうことが多いんですよ。
例えばですけど、ホームページの作り方を学んでいると。
もちろん、作れないよりは作れた方がいいですけど、別に自分で作らなくてもいいことだったりするんですね。
なのに「知っておいた方がいいから」という思い込みだけで、自分で時間をかけて学んでいると、その時間分、自分が本来できたはずのことができなくなるんですよ。
こういう風になんか「覚えておけばいつか得でしょ」っていう発想ではなく、そこに時間を使ったせいで、自分が本来できたことができなくなってしまうことに気付いて欲しいんですね。
商品がないのに商品を売る方法を学ぶ
これだけ言われると「当たり前のことじゃないか」って思いがちなんですけど、自分自身の売るべき商品もできてないのにマーケティングについて学んでしまう人が多いんですね。
インターネット広告の手法だったり、コピーライティングだったり、あるいは販売するページについて学んでしまうんですね。
なんか「いつか使うだろう」とか、そういう風に思って行動してるかもしれないですけど、インターネット上の「手法」というのは、物凄いスピードで変化するじゃないですか。
例えばアクセス解析もそうですけど、いま学んだやり方とか、いま学んだ画面というのは、たぶん1年後には画面がガラッと変わって使えなくなってるんですよね。
そういうスピードの速さを当然のことと思っておかないと、いつか将来使うだろうって学んだことの大半が使えずに終わってしまうんですね。
「いつか得する」はただの損
だから学校の勉強じゃないので、「成果を出す」という観点で言えば、
・まずは自分がやることを絞り込む
・実際にやりながら、その途中で必要なことを学ぶ
この方法が一番効率がいいんですね。
なんか全体像を把握してからとか、時系列において後の方で出てくることまで最初に学んでから開始しようと思うと、時間も労力も無駄になるんですよ。
やはり時間というのは有限で、この限られた時間の中で何をするのかが、人との違いを生んでるんですよね。
生まれ持っての環境は大きく違うわけですけど、1日24時間という時間だけは誰にでも平等に与えられているわけです。
でもその24時間で成果を出せる人、出せない人の違いは、やはりこういうところの無駄があるかないかとか、効率的かそうでないかが大きく影響しているんですね。
だから自分なりにいいと思うという発想ではなく、本当に何が必要なのか、そのためにはどうしたらいいのかを突き詰めて考えて欲しいと思います。
それでは今回は以上となります。ありがとうございました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?