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二十四節気~寒露、霜降~

10月8日ごろからが寒露、10月23日ごろからが霜降

寒露の期間は太陽てんびん座期間後半にあたり、
霜降の期間は太陽さそり座期間の前半となります。

来月には暦は冬となり、エネルギーは陰の極みへ向かっている段階です。

人の身体は、日が昇っている時間帯は防衛力の強いエネルギーをまとっていて活動モードですが、日が沈むと防衛力のエネルギーも徐々にフェイドアウトして休息モードへ。そうすると外の冷気やウイルスなどを取り込みやすくなります。また、睡眠にも内臓を休ませるためのエネルギーが必要なため、日が暮れたら活動を控え、自分の身体を衛ることが必要と言われています。

この期間のメインの数秘は8(実り、循環、拡大)で陽のエネルギー。1~9で構成させる数字のサイクルは、終盤に差し掛かっています。1~7までの「見えない経験や努力」が8で「見える成果」として表れます。

ちなみにタロットの8はStrength。カードの絵柄の女性が陰、ライオンが陽で、2つがうまく循環するとエネルギーが最強になる(拡大、実り)と読めます。つまり、陰(女性性、心、見えないもの)の歯車と、陽(男性性、身体、見えるもの)の歯車で、この2つの歯車がズレなく噛み合ってスムーズに動きだす(すなわち循環)ことを表していると思います。

循環がよくなる→動きやすくなる→忙しい…と考えると、身体は陰モードになりながら、行動は陽モードとなり、心身のエネルギーが消耗しやすくなります。意識的な身体のケアが大事です。

秋の特徴的な不調は「肺」、乾燥による皮膚トラブル、目・鼻・のどの渇き、そして咳や喘息など呼吸器系(肺)のトラブルが出やすくなります。
また、10月21日からは秋の土用期間に入り、「脾」胃腸不良、冷えやむくみの症状も出やすくなります。冷えは栄養不足(「血」の不足)とも言われ、月経で鉄分が失われやすい女性にとっては、不調が起きやすい期間かもしれません。

「肺」には白い食材、「脾」には黄色い食材がいいと言われますが、胃腸の調子を整えたり、喉の渇きを和らげる効果があるりんごや、身体の気や血の循環をよくするしいたけもおすすめ。
※食材によってはorその人の体質によっては、食べ過ぎたことによってアレルギーが出ることがあります。何事も適量で!

人間の身体も冬眠モードに入ります。無理せずに過ごしましょう!

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