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思い込みを超えて見つけた、自分の新たな一歩


つくった動画講座を観てもらうためには、申し込みフォームが必要らしい。

しかし、もともと機械が得意ではないから、それを作るのを少し敬遠していた。

やらなきゃと思いつつ、どうしても後回しにしてしまっていて…。

けれど、いずれは作らないといけないので、気合いを入れて取り組むことにした。





ありがたいことに、仕事の相談をできる方と出会えていて、その方から見本を見せてもらっていたので、ゼロから始めるわけではなかった。

とはいえ、それでサクサク進むわけではなく、手探りで進んだ。

でも、思いのほか早く完成させることができた。

もちろん、分からないこともあって
頭を抱える場面もあったけれど、予想よりも手こずらなかった。

なーんだ、簡単じゃん。

機械が苦手だと思っていたから、作るのが難しくて時間がかかるだろうと覚悟していたけれど、見事な手のひら返し。

思い込みが行動を重くさせていたのだと気づいた。

しかし、気づけたのはそれだけではなかった。


申し込みフォームを作っている最中、あれこれ疑問が湧いてきた。

この場合、どうすればいいのだろう。

もしこれがこうなったら、他にどう影響するのだろう。

気づいたら頭の中がモヤモヤしていた。

私は、学生時代から疑問を抱くことが多かった。

今でも友人に、
「ひさこは昔から、よく『なぜ?』って訊くよね」
と言われる。

それくらい、疑問が浮かんでくる。

自然と浮かんできてしまう。

そして、こうした疑問があったおかげで、私はジストニアを回復させられていると思っている。

「なぜ?」を深掘りしていったことで、自分がジストニアになった本質的な理由にたどり着けて、だからこそ回復していけたのだと思う。


深く考えることが、割と得意なのだ。

けれど、今のように作業を進めなければいけない時は、このアプローチが逆に足枷になってしまうと気づいた。

疑問にいちいち付き合っていたら、
いつまでたっても前に進めなくなる。

だから、湧いてきた疑問はいったんメモして、それが今すぐ解決するべきことなのか、後でいいことなのかを判断する必要があるのだと思った。





自己理解は大事だけれど、自分のことは近すぎてわからないことが多い。

よく「自分のことは自分が一番わからない」と言うけれど、本当にその通りだと思う。

だから、何かしらのフィルターを通して知る必要があるのだろう。

今回の場合、申し込みフォームを作りながら、またひとつ自分のことを知ることができた。

これからも新たな挑戦がつづく。

自分への理解を深めて、さらに自分に優しく、心地良い日々を築いていきたい。

現在、ジストニア患者さん向けの
動画を作成中。
3月中にお届けできるよう、動いています。
興味を持ってくださった方は、
ぜひ楽しみにしていてほしいです^^

※ヘッダー写真は、クリエイターさんの画像をお借りしています。
ありがとうございます😊

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頑張りたい理由がある人へ | ジストニア体験者・克服研究家 永松ひさこ
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