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\文句とジストニア/病気から学んだ共通点。


私は、文句を言うことと、ジストニアの症状には、似ている部分があると思っています。





ちょっと前までは、文句を聞くことが本当に苦手だったんです。

今も得意ではないけれど、前よりは寛大になれているような。

やはり文句って、気持ちの良いことではないし、ただでさえ体調が悪いのに文句が耳に入ってくると気分がどんよりして、余計に体まで重く感じることがあって。

だから、文句を言う人にはイライラしたし、できるだけ関わらないようにしていました。

けれど最近、少し違う考え方をするようになっています。

文句って、ただその人の不満を表しているだけだって気づいたんですよね。

それがその人にとって、心を満たすための方法なんだって。

だから、文句を言っている人から文句を奪ってしまうと、逆に強いストレスがかかるんじゃないかと考えています。

じゃあどうすれば良いかっていうと、その人が文句を言わなくて済むよう、自分で考えていくしかなくて…。

残念だけど、周囲にできることは限られているんですよね。

でも、文句を言うことが今はその人にとって必要なんだと思えたとき、見放さずにいられるんです。

そして、必要な時にそっと手を差し伸べることができる。

相手を嫌うのではなく、理解して見守ることが自分にできることだって思えたら、すごく楽になりました。





こういう考え方を持てるようになったのは、ジストニアの症状を理解するようになったから。

私にとってジストニアの症状も文句と同じように、何か意味があって出ているんだと感じています。

体が自分を守るために必要としているものなんです。

文句を言うことで心が満たされるように、ジストニアの症状でも体や脳が満たされている。

違いは、言葉で表現するか、体で表現するかだけだと思うんです。

だから、ジストニアを無理に取り除こうとすると、返って体に負担がかかってしまう。

でも、必要だからといって症状をそのままにしておくと、いつまで経っても改善しない。

大事なのは、その症状を必要としない体にどうやって変えていくかを
考えることなんです。


そのことを、今作っているジストニア患者さん向けの動画講座で、お伝えしています。





ジストニアは本当に辛くて厄介な症状で、私もかつては大きなストレスを感じていました。

けれど、嫌っているだけでは前に進めないんですよね。

だからこそ、伝えたいんです。

考え方次第で、もっと楽に症状と向き合えることを。

理解することで、自分のストレスが減ることを。

より治りやすい体を作っていけることを。

現在、ジストニア患者さん向けの
動画を作成中。
3月中にお届けできるよう、動いています。
興味を持ってくださった方は、
ぜひ楽しみにしていてください
^^

※ヘッダー写真は、クリエイターさんの画像をお借りしています。
ありがとうございます😊

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頑張りたい理由がある人へ | ジストニア体験者・克服研究家 永松ひさこ
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