【健康エッセイ】ジストニアにまつわる「都合の良い人」に！

・アニメ「進撃の巨人」に挑戦して

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一時期、アニメ「進撃の巨人」を
観ていました。

けれど、あまりにグロテスクだと感じて、その印象が前面に残って、ストーリーどころではなかった。

見るのをあきらめました……

けれど、記憶に残るセリフはありました。

【…自分にとって都合の良い人を、良い人と呼んでいるだけのような気がする…】

・「都合の良い人」とは悪い意味だと思っていた

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ちょうどこの頃、自分が万人にとって良い人になろうとしているのでは、と感じ始めていた時期でした。

それって、単に都合の良い便利な人。

自分の意見を持たない、コウモリのような人なのでは、と。

だから、この台詞を耳にしたとき、悪い意味に捉えてしまって。

ぐさりと痛いところを指摘された気がしたのです。

・目的を持った「都合の良い人」ならば

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でもまた、ふと思うことがありました。

悪い意味の「都合の良い人」とは、目的もなく、八方美人のように
振る舞う人なのかもしれない。

けれど、目的を持った都合の良い人なら、良いのかもしれない、と。

・ジストニアにまつわる悩みを減らせる人に

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私は、ジストニアから解放されたいと思っている患者さんや、解放されてほしいと願うご家族にとって、
都合の良い人になりたいと思っています。

ジストニアから回復するために
必要な人だと思って欲しい。

もちろん、その中にはジストニアと診断されていないけれど似た症状のある人や、
ジストニアと診断されたけれど本当にそうなのだろうかと思っている人も含まれます。

そのために、私がもっと安心できる人になりたいなと思います。

私がどういう人で、どんなことを考えていて、どういう人を支えたいと思っているのか。

そういうことをまずはコツコツと発信して、それによって心が動く人が
現れてくれたら嬉しいです。

それは、その人が私の活動に興味を
持ち始めているということだから。

私が目指す世界に、共感し始めているということだから。

ジストニアや似た症状で悩む人が、
世の中から1人でも減ることを
私は願っているのです。