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過去の自分に教えてあげたかった…。ジストニア克服のために、本当に必要だったこと。


「ついに、私を救ってくれる治療に出会えた…!」


これまであらゆる治療を試してきて、良くなるどころか悪化した経験があれば、なおさら良い治療に出会えた時の嬉しさ、安心感、希望は、
言葉に尽くし難いものがあると思います。

あとは大船に乗ったつもりで、何も考えなくても良くなっていけると
思ってしまうのも、当然のこと。

でも、せっかく大変な想いをして
出会えた良い治療をより効果的なものにするためには、もっと自分の体と向き合う時間を作る必要があるんです。

そんな面倒なことしなくても、先生に任せとけば大丈夫だよ、と思うかもしれません。

でも、もし何かの事情でその治療を受けられなくなったら?

一気に不安が押し寄せると思うんです。

だからこそ、その治療や先生に依存せず、自分で体調をコントロールできるようになってほしいと思っています。

それは、私自身がそうすることで
体調が良くなっていったから。





今の治療院にたどりつくまでの道のりは、決して平坦ではありませんでした。

何度も期待を裏切られ、心身ともに疲れ果て、それでも、藁にもすがる思いで、県外の病院まで足を運んだこともありました。

だからこそ、治療院に出会えて、体が少しずつ良くなっていく様子を
感じられた時は、
「もうこれで大丈夫」
と思いました。

けれど、ある時から、以前ほどの回復力を感じられなくなったんですね。

ある程度回復することができたから、治療前と後の差を感じにくくなったのです。

焦りました。

「もしかして、私の体は、もうここで限界なのだろうか…」

不安だったからこそ、私は先生を盲信するようになりました。

全ての体調を先生にゆだね、自分は、ただひたすら、社会復帰の準備に没頭しました。

けれど、無理をして、計画は頓挫。

未来への恐怖心と無力感にさいなまれ、精神的に返って追い詰められてしまいました。

こうやって私は何をしても、結局具合が悪くなって終わる人生なのだろうか。

それは嫌だと思いました。

そのためには、もっと自分の体と
向き合わなければいけない
と思いました。

そこからなんですよね。

停滞気味だった体調が、グンとまた回復し始めたのは。





この経験から、改めて自分を理解することが必要なんだと思いました。

良い治療にさえ出会えれば、回復していけるわけではないんだ、と。

どんな名医も、優れた治療法も、あくまでも「サポーター」であり
「手段」に過ぎません。


最後に自分を救えるのは、自分自身の力なのです。

自分の心と体を知り、向き合うことが大切なんです。

それを理解して欲しくて、今「ジストニア改善講座」を作っています。





もうすでに良い治療に出会えたと思っている方でも、動画講座に手を伸ばしてほしいと思っています。

良い先生に巡り合うことは、確かに大きな喜びです。

でも、そこで終わらないでほしいんです。

満足しないでほしいんです。

信頼できる治療や先生に出会えているからこそ、もっと自分の体を理解してください。

きっと、もっと自分の体に自信が持てるようになるはずです。

そうなるよう、願っています。

やりたいことに一歩踏み出すための、大きな力になると思うから。

未来が、やりたいことで溢れていくから。


現在、ジストニア患者さん向けの
動画を作成中。
3月中にお届けできるよう、動いています。
興味を持ってくださった方は、
ぜひ楽しみにしていてください
^^


※ヘッダー写真は、クリエイターさんの画像をお借りしています。
ありがとうございます😊

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頑張りたい理由がある人へ | ジストニア体験者・克服研究家 永松ひさこ
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