「あひる」を読んで
今日読んだ本の感想を書きます。
2016年の芥川賞候補にもなった、
今村夏子さんの「あひる」です。
あらすじ
両親と主人公の「わたし」が住む家に1匹のあひるが来ます。名前は「のりたま」
のりたまはたちまち近所の子供達の人気者になり、両親も喜んで子供たちを迎えるため、「わたし」の家はどんどん賑やかになっていくのですが、、、
簡単に言うと、家にあひるが来る話です。
感想
一言でいうと、不気味。
今まで読んだ物語の中で1番不気味でした。
なんていうか変な感覚に包まれます。
難しい言葉とかは一切無いし読みやすい文章なんですが、
え、どういうこと?みたいな場面や表現がいくつかあります。
それが意味不明でつまらないって思うんじゃなくて、
違和感に気味の悪さ感じるみたいな。
それから、登場する両親がかなり不気味
作中、あひるを飼い始めてから徐々に両親に変化があらわれます。
その変化もまた不気味というか、なんと言うか、
嘘っぽいというか、なんというか、、、
表現できない。もう読んでください。
この「あひる」は薦められて読んだ本で、今村夏子さんの他の作品がどうか知らないのですが、
他の作品も気になります。
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