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ゲームの元ネタシリーズ 7
神話の中でも特に有名なギリシャ神話ですが、かなり長編になるので三部作でお送りいたします。
ギリシャ神話とは古代ギリシャに作られた神話です。およそ紀元前9世紀ごろとされており、宗教的祭典が戦争よりも大切といった文化をもっていました。
内容としては3部作!
1部は神々の話(ショートストーリー多め)
2部は英雄(神と人間のハーフ)の物語
3部は神々を味方につけた人間たちの戦争
となっています!
1部の神々の話は大地の神 ガイアからガイアの子 ゼウスが支配権を奪うところから始まります。
ギリシャ神話の世界創造はガイアが天の神 ウラノスや巨人を生むことで海や山などの自然を創造します。しかしウラノスによって巨人たちは醜い生物とされ奈落に閉じ込めてしまいます。
ウラノスの子 クロノスはガイアの頼みでウラノスを追放しますが、クロノス自身も後に子供によって追放される呪いを受けます。
ガイア↓↓↓
ウラノス↓↓↓
クロノス↓↓↓
呪いを怖がったクロノスは周りの神々を食い尽くします。これによりヘラ、ハデス、ポセイドン、ヘスティアなどはクロノスに食べられてしまいますが、ゼウスによって毒を飲ませられ全て吐き出してしまいました。
ゼウスはクロノスの閉じ込めた巨人に武器を作ってもらい、見事クロノスを倒すことで神々のトップに君臨しました。ちなみに巨人はゼウスへ雷、ポセイドンへ矛、ハデスには透明カブトを授けました。
ゼウス
ヘラ↓↓↓
ハデス↓↓↓
ポセイドン↓↓↓
ヘスティア↓↓↓
クロノスの撤退によりゼウスと妻 ヘラが天空を、ポセイドンが海、ハデスが冥界(あの世)を統治することになりました。
その後巨人でも神でもあるガイアを倒すため、ゼウスは半神半人の戦士 ヘラクレスと協力しガイアも打ち倒しました。
ちなみにギリシャ神話では人類は神が誕生させた説と地上からの自然発生説と2種類あります。
ヘラクレス↓↓↓
1部の終幕は2種類の神様のお話です。
まずは炎の神 プロメテウス。ゼウスは人類に炎の知恵を与えることを渋っていました。しかしプロメテウスは人類の味方をし、火を人類に授けました。これにより人類は火が扱えるようになったとされています。
そんな人類を見たゼウスは神 パンドラを派遣します。パンドラは箱を持っており、中の絶望、病、災いが人類を苦しめました。しかし箱の中には希望も残っており、人類はこの希望によって生かされているとされています。
この一連の事件を経て、プロメテウスは拷問を受けることになりますが、後にヘラクレスによって助けられます。
プロメテウス↓↓↓
パンドラ↓↓↓
もうひとつは冥界の神 ハデスの話。
豊穣の神 デメテルの娘 ペルセポネを好きになったハデスは彼女を誘拐してしまいました。デメテルはあまりの悲しみにより地上は干からびてしまいました。作物が実らないことに困ったハデスは娘を返すことにしましたが、娘 ペルセポネは既に冥界の食べ物を食べてしまい、現世には帰れませんでした。これにより1年の半分を冥界で暮らすことになりました。これにより四季が生まれました。
ペルセポネ↓↓↓
日本の神話 古事記にも似たような話があります。ギリシャ神話を学ぶと古事記も学びやすくなります。ではまた