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現代美術家の村上隆は、なぜYouTuberとコラボしたのか?
半年ぐらいまえにプレゼンしたやつをそのまま掲載してます。
細かいとこはすっ飛ばしてますので、「ああ、この人はこういう視点で人生楽しんでるのね」ぐらいのテンションで読んでください!
個人的にはむちゃくちゃおもしろい考察だと思ってます。
数十年後の人たちが歴史を振り返ったときの、「2020年前後がどういった時代だったのか?」を知るひとつの手立てとして、村上隆さんの美術史あるいは人類史に残るかもしれない。
そういったある種の“ゲーム”に勝ちうる可能性がある作品なのであれば、歴史的遺物が貴重であることと同様に、現代アートが何千万・何億円という価値づけをされてもいいんじゃない?と思うわけです。
補足(2021/12/6):
毎年発表される、その年1年間で現代アートシーンにおいて影響力が大きかった人やモノをランキング付けする「ART POWER100」でも、今年KAWSが26位にランクイン。
そのコメントで、セレブリティに関する記述があったので、今回の考察は結構いい線いってるんじゃないかなと思ってます。
この20年間で、商業的なパートナーシップや著名人の支援を通じて、この分野では他に類を見ないほどのブランド認知度を獲得しました。そのブランドとは、商業化された資本主義のシンボルであるミッキーマウスを、批判とも賞賛ともつかないほど曖昧な方法で破壊するものである。キッド・クーディがKAWSデザインの100万ドルのネックレスを身につけてメットガラに登場したことは、話題性のあるアーティストの典型的な例でしたが、ブルックリン美術館で開催された今年の回顧展は、彼の文化への影響が多くの人が考えていた、あるいは期待していたよりも長く続くかもしれないことを示唆しています。