糖がないのに糖を作り出すとは・・・?
こんにちは!
今日はタイトルの通り、体の中で糖がないときに糖では無い物で糖を作り出す仕組みについて
書きたいと思います。
糖がないのに糖を作り出すとは・・・・?
人間にとって糖分は体を動かすのにとても重要な栄養素で。
しかし、まだ人間が狩りをしていた頃食事を十分に食べれない時のために糖分が無い中でも体は
糖が必要なので、糖以外の物から糖分を作り出す仕組みが体にはあったのです。
では、糖分では無い他の物は何かというと、グリセリン/グリセロール、アミノ酸、乳酸から糖を
生み出します。
まずグリセリン/グリセロールは何かというと、
脂肪組織はグリセリンに3つの脂肪酸がくっついているのですが、これをまとめているのがグリセリンです。なので、脂肪から脂肪酸を抜いたものがグリセリンになります。
※グリセリンとグリセロールは同じ意味
ちなみに、グリセリンは化粧品や食品などにも
使われています。
そして、筋肉の一部から乳酸のアミノ酸を持ってきてこの3つが肝臓に運ばれて肝臓内で糖を作り出すのです。(糖新生)
これはとてもよく出来ている仕組みだなーと思います。
狩猟採集の時代には現代のように毎日決まった時間に食べたいものが食べられるわけではなく、
何日も食べられない日が続いたりすることもありました。
それでも体を動かすために糖分が必須なために出来た体の仕組みなんですね。
あっさりでしたが、今日はこのへんで。
ではまた!
参照
ゴロー/イラストで学ぶ体の仕組み. (2023, Jan 14 ). 【肝臓の働き】糖代謝・タンパク質代謝・脂質代謝 [Video]. YouTube.
https://www.youtube.com/watch?v=rCKTOshirhQ&t=1019s
ゴロー/イラストで学ぶ体の仕組み. (2023, Jan 14 ). 糖質(消化・吸収・代謝・役割)をまとめてイラスト解説 [Video]. YouTube.
https://www.youtube.com/watch?v=QnrnpQhIZa4
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