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企画を考えることへのポリシー

最近、企画を考えることがまたちょこちょこ増えてきて、
自分の中でずっと持っておきたいことをちょっとだけ。

広告の仕事をしている中で、
ずっと感じていることというかたぶんそうだろうなーと思っていることが
「やってみないと分からない」ということ。

過去にどんなにいい企画だったとしても、
ブランドや商品が変わったり、実施するタイミングが違ったりすれば、
全く同じ成果が出ることはないと思っている。

企画もアイデアと似ていると思うのだけど、
「アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない。」と同じようなものだけど、結果が同じとは限らない。

ぶっちゃけ、そういうものだと思っている。

と、したときに

僕らは企画を考えることにどう向き合うべきかは
ちゃんと持っておかなければいけないと思っている。

ここに対しての僕なりのポリシーが
”不確かなものにお金を払ってもらうのだから
せめて、最大限考えたものを提案する”

ということ。

いや、当たり前じゃんっていう人がいたら、
たぶん同じような感覚で仕事できる気がするので
ぜひ、磯丸水産にでも行きましょう。


話を戻しますが。
ポリシーとして持っていてもじゃあほんとに全部できているかっていうと
たぶんそんなことはなくて。
というか、全然そんなことはない。

管理職として現場の案件の仕事よりも優先せねばならぬこともあるし
やらなきゃと思いながら寝落ちをしてしまうこともあるし、
考える引き出しだってまだまだ足りないこともあるし、
その辺はシンプルにまだまだ力不足だなーって思う。

それに、働き方改革とか、効率よく働きましょうとか、
時代と逆行している考えなんだろうなぁとは自分でも思う。
だからきっと、誰かに強要することはないし、
他人がそこをうまくやっていようが、そういうもんだよなぁと思う。


でも、ポリシーって言っちゃえばいいかなと。
自分が自分に対して大事にしたいことだから、いいかなと。


ここまで書いていることと矛盾するかもしれないけど、
「頑張ります」とか「頑張ってます」とかって、
クライアントから見たら、そこまでめっちゃ大事ではないと思っていて
それよりも、「払っている費用に対してどれだけの成果を出せるか」が
いちばんの考えだと思う。そうだと思う。

でも、質の前には必ず向き合い(スタンス)があるはずで
土台として、これはいつまでも大事にしたいなぁと思う。

大事にできなくなったら僕は企画することを辞める。
これは決めている。


「誠実な仕事をする」というのが大きな働き方のポリシーとしてあるのだけど、

”不確かなものにお金を払ってもらうのだから
せめて、最大限考えたものを提案する”

ということは、
僕の中でクライアントや企画に対しての「誠実さ」の一つであって、
ポリシーとして持ち続けていきたい。


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