娘、ラインで男子に褒められる
きのう、クラスのクリスマス会で、お友達とkpopに合わせてダンスを披露したらしい次女のはなしです。
秋頃、中学生の次女にスマホを買いました。
どちらかというと、早くからスマホを持たせることには反対派だったわたし。高校生の長女には、中3の卒業前、進学先の高校が決まってから与えました。
スマホはやっぱりお金がかかるし、いつもスマホばかり触ってしまうようになるのがわかっているので、なるべく遅いタイミングで、と思っていたのですが
長女と4学年違うだけで世間は変わりました。
長女は中学生のころ、ガラケー持たせていました。お友達と少し遠出することがでてくると、やはり連絡先として何かは持たせておきたかったのです。月2000円くらい払っていました。
が、次女が中学生になった今、ガラケーを持つ人はほとんどいません。中学生よスマホをもつほうが自然な感じ。そして、お値段もいちばんシンプルなのにすると、月2000円もしません。
そして懸念したのは、長女に
「わたしは高校からだったのに、妹は中学生で買ってもらえるの⁈」
と言われること。ところが長女に聞くと
「そんなん、いまはふつうにスマホやろ。むしろ妹がダサかったら嫌」
ということで、晴れてスマホデビューした、というわけです。
お姉ちゃんが初めてスマホを持ったときに心配していた、
SNSでの仲間外れやいじめ、危ない人とつながるとか
そういうことがいまのところはなく、ある程度は本人もわかって使っているようなので、わたしのほうも慣れがあるのかもしれません。
そういうわけで持っています。
で、はじめは家族のみの連絡用、とか、家で動画を見る、とかいう使い方だったのですが、
やはりだんだん広がってきて、クラスや部活の友達と、またクラスのグループラインで楽しそうにやりとりしています。
ダンスの出し物
中学生の次女は、きのう終業式でした。
コロナで少し遅い終業式ですが、25日ということで、クラスでクリスマス会をしたそうです。
で、やっぱり出し物つき。
娘は、Kpop好きのお友達とダンスするといって、CDを持っていきました。
ダンスを披露すると決まったのが3日前で、めっちゃ練習してました。
「ダンスたのしーー!!」と言いつつ、部活のあと、ごはんのあと、
部活のない日は学校から帰って公園でお友達と練習です。
スマホを持っていって、ダンスの練習を動画で撮り、お友達とチェックしながら練習するそうです。今の子ですねー。
娘はダンス習ってはいないのですが、お姉ちゃんが時々踊ってたりするときに一緒に踊ったりしてたからなのか、結構それなりに踊れるみたいで、そのクリスマス会で踊ったら、とても好評だったそうです。
夜にラインで
そしたら、
「あのさ、K(ちょっとぽっちゃりぎみらしいクラスの男子の方)にラインでめっちゃほめられた!見る?」
というので、ライン見せてもらいました。すると
「すごかった!ダンス習ってなくてあれはすごい」
とほめてくれていました。
「めっちゃうれしいんだけど~」と娘。
娘は、普段学校では、なんか恥ずかしくてあんまり男子と喋れないの…とのことで、Kくんとも学校ではほとんど話さないらしいです、
なのに、そんなに褒めてもらえて、すごく嬉しそうでした。
Kくんも、ラインだと思ったこと言いやすかったんだろうけど、それを娘に面と向かってではないけど、伝えてくれてありがとうね!と母は思いました。
ラインがあれば
いまの子たちは、だいたいクラスのグループラインがあって、ライン上でいろいろお話しているみたいです。
確かに、めんと向かって思ったことを伝えられればいちばんいいと思うし、それは大事なことだと思うのですが
それっておとなもなかなか難しいですよね。言い出すタイミング、言うほう、言われるほうの性格なども影響して、思ったことを思い通りに伝えられなかったり、伝わらなかったり。
ラインなどでもそういうすれ違いはあるとは思いますが、きょうの娘のはなしからは、いい面がみられました。
ふと、「自分たちが若いころにラインがあったら、どうだっただろうな。」と思いました。
伝えられなかったことを伝えられていたり
言いたかったことが言えて、その後の人生が変わったりすることがあったかもしれません。
もし、ということを考えても意味はないですが
娘のはなしを聞いて、ちょっとそんなことを考えたりしました。
高校生や大学生のころ、もしスマホがあったなら、なにをしたのかな。誰と繋がって、どんな関係になったのかな、とか。
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