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やりたいことをやるためには?負けない経営と、勝ちにいく経営

みなさんこんにちは。久保佑輔です。

今日は、何の分野でビジネスをしていくかについての話です。

起業を考えている若手の方から、よく聞かれる質問の一つに、
「何のビジネスをやったらいいですか?」
「何のビジネスが今後きますか?」
というのがあります。

いくつか回答できるものはありますが、
大前提として僕は、最初にやるビジネスは
「勝ちにいく経営より、負けない経営」
をおすすめしています。

負けない経営=寿命が長いビジネスで勝負する
という定義で僕は考えています。

ちなみに日本企業は世界で見ても比較的、長寿の会社が多いと言われています。

日本企業は長生き、長寿といわれる。日経BPコンサルティング・周年事業ラボでは、世界の企業の創業年数が100年以上、200年以上の企業数を国別に調査した。日本は共に企業数で世界1位となった。

<中略>

100年企業で最も多かった業種は製造業の26.0%。これに小売業(23.5%)、卸業(22.3%)が続く。日本の企業の全体の割合と比較しても、その比率が高いのが分かる。1位の製造業は、全体より10ポイント程度高く、2位の小売業に至っては13ポイント程度高くダブルスコアに達した。

世界の長寿企業ランキング、創業100年、200年の企業数で日本が1位

世界一位ってすごいですね!

このデータを見ると、製造業や小売業、卸業の会社が、100年企業の中の割合で多いです。
寿命が長いということは、変化が早くないマーケットで、ニーズがある程度変わらずあるということです。

大手企業がマーケットを占めていて、個人で入れる領域がないパターンもありますが、スモールスタートできる部分を考えれば、チャンスはあります。

こういったのもあくまで一つの例ですが、考え方として
負けない経営をして、ある程度収入的にも基盤をつくった上で、自分のやりたい領域で勝負をしていく方が、失敗しても再度チャレンジできる確率が上がります。

例えば、いきなり変化の圧倒的に早いIT業界で、ベンチャーを立ち上げて勝ちにいく経営で攻めた場合、やってる時はかっこいいし、当たれば成功者の仲間入り。
多くの人の起業のイメージはこれかなと思います。

ただ、ビジネスは1勝9敗が当たり前の世界なので、何の準備もなく、勢いで勝負すると上手くいかず、結局やめてしまう人も多いです。

僕は、やりたいことをやり続けるために、何度も勝負できる基盤が欲しいと考えて、まずは負けない経営をテーマに準備をしてきました。
何よりこういったことも、結果をつくってる先人から学ぶことが一番のリスクヘッジだなと思います。

やりたいことからやるのではなく、やるべき(基盤をつくる)ことをやってから、やりたいことをやる。

ちょっとだけ順番を変えるだけで、結果は変わるかもしれませんね。


終わり。

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