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ゲーム感覚ゴミ拾いイベント「清走中」代表へのインタビュー

 「世界を神ゲーに」するゲーミフィケーション賢者Lv98のきっしーです。

2月19日(日)溝口でリアル開催のゲーム感覚ゴミ拾いイベント「清走中」に、私と会員4名+会員の息子さん1名で参加しました。

参加報告 ゲーム感覚ゴミ拾いイベント「清走中」
https://note.com/jgamifa/n/n2d95b38e4d11

参加してとても楽しかったし、良くできたイベントだと思いました。

壇上に立つ北村さん

そこで、「清走中」代表である、北村優斗さん(現在19歳)に「清走中」開発についてのお話をお聞きしました。

ゲーム感覚ゴミ拾いイベント「清走中」
https://www.seisouchu.com/

Q1. ゲーミフィケーションとの関りは?

北村さん⇒ 小学生の頃、教育×ゲーミフィケーションの最たる好事例である「こどもチャレンジ」を受講。
中学時代には政治家に突撃し、議論を交わしていたが、その際に頂く名刺がカードゲームのような感覚であることに気づく。
高校時代にはゴミ拾いが秘める宝探しのような感覚に魅了され、ゴミ拾い×ゲーミフィケーションの清走中を考案。その後もタスク管理を格闘技ゲーム感覚で実施するなど無意識のうちに日常行為に対してゲーミフィケーション設計を行ってきた。

Q2. イベント開発のきっかけは?

北村さん⇒ 高校生のときにゴミ拾いや署名活動、啓発イベントの主催、募金活動などをしていたとき、周囲の友人から「北村くん意識高いね」と言われたことがきっかけ。
より多くの方々にゴミ拾いの楽しさをきっかけに海洋ゴミ問題を認知していただくきっかけを作りたいと思ったため、イベントを企画した。

Q3. イベント開発で工夫したことは?

北村さん⇒ いかに環境問題やゴミ拾いに対して関心のない人達にも刺さるコンテンツ設計、ブランディングをできるかを工夫している。
SDGsやボランティアなどの意識が高いと思われがちなワードは使用せず、ゲームを楽しんでいたらいつの間にか社会に良いことをしていたという体験をつくることを意識している。

Q4. イベント開発で苦労したことは?

北村さん⇒ 学生団体として2020年に創始したが、コロナ禍でイベント開催が規制されている時期だったことや、学生団体→事業化する際に周囲からの風当たりが一気に変化したことを鮮明に覚えている。
また、1人で事業を運営していた時期が長かったため、高いクオリティのイベント開催に必要な業務に対し、リソースが全く足りなかったこともあった。

Q5. 利用者さまの反響は如何でしょうか?

北村さん⇒ こんなにゴミ拾いが楽しいとは思わなかった、清走中に参加してからゴミが気になって仕方なくなったなどの声をいただいております。
その他にも大変有り難いことに全国の企業様、自治体様からのご依頼がやまず、反響の大きさを感じております。

Q6. 今後予定しているゲーミフィケーション要素の入ったサービスはありますか?

北村さん⇒ 現状予定していません。「清走中」に専念中です。

ご回答ありがとうございました。
楽しみながら社会にいいことをするは、すばらしい考えだと思います。無理してがまんしたり、無理してがんばっても継続できません。ゲーミフィケーション思考溢れる北村さんのこれからの活動を応援していきたいと思います。

(おわり)

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