脳は楽しいことが大好き~書籍「絶対忘れない勉強法」より
こんにちは。ゲーミフィケーション賢者Lv98の”きっしー”です。
私も含め勉強苦手という方多いのではないでしょうか? 憶えられない、続かない。というので、そのヒントになるかと、この本を読んでみました。
「絶対忘れない勉強法」(堀田秀吾 (著)、2021)
書籍の概要です。
勉強しても「頭に入らない」「忘れてしまう」「集中できない」「やる気がでない」「すぐ飽きてしまう」だから「勉強はどうも苦手だなあ……」そう思っていませんか? 実はそれ、勉強のやり方が間違っているからなんです。 本書では、脳科学、心理学、教育学、言語学など、世界中の科学的研究から導き出された、知らないと損する門外不出の44の方法を一挙ご紹介します。最強のインプット法&アウトプット法がわかります。
44の研究の中には、「目から鱗」の色々なセオリーがあって面白かったです。一番ゲーミフィケーションと相通じる部分は下記です。
脳は楽しいことが大好きです。脳は楽しめば楽しむほど、活発化します。インプット力もアプトプット力も高まるんです。そして、絶対忘れなくなります。(P234より)
ゲーム要素を用いて、脳を楽しませることにより、本人が能動的に学び始める、継続できることをサポートするのがゲーミフィケーションですが、この本に紹介されていて面白かったものをいくつか紹介させて頂きます。
勉強の前には散歩する、勉強の後にはスクワットする
勉強の前後が大事だそうで、体を動かすことが有効だそうです。
勉強する前に「10分散歩」すると、記憶効率が25%アップする。理由は、脳血流。散歩によって、脳の血流がよくなり、脳が活性化する。脳は酸素と糖分を燃料として動いているから。
そして、勉強の後は、筋トレすると、記憶力アップ。10%アップするそうです。これも脳血流の増加が理由。
勉強中は、モーツアルトを聞く
「モーツアルト効果」は、やる気と集中力があがるそうです。
実践として、今週のオンライン大学授業初めに、BGMでモーツアルトを流しました。生徒の皆さんどうだったでしょうか。(笑)
息抜きにゲームはOK
ストレスは勉強の大敵です。ゲーム好きには、勉強の合間に適度にゲーム時間を入れて気分転換するのはOK。ゲームの害はやりすぎてしまうこと。自分でコントールして上手に付き合いましょう。
読書も同じだそうで、「30分読書」で、リラックスや自分で考える力を伸ばす学びを得られる。間接的な影響。
なんと、読書でも1時間以上になると、勉強時間がなくなるため、進学率が下がるという研究があるそうです。
集中力が切れたらかわいい写真を見る
勉強をずっと続けていると、飽きてきます。その時にあるものの写真を1分間見せて、実験をおこなったそうですが、「子猫・子犬の写真」を見た群は、その後の作業効率が大幅に上がったそうです。
「大人の猫・大人の犬」「おいしそうな食べ物」の写真はちょっぴり上がった。
理由は、かわいいものを見ると、もっと見たいという気持ちが起こり、集中してみるようになる。その集中力がその後の作業でも持続される。写真を見ることによりリフレッシュ効果もある。
口角を上げるだけで勉強が楽しくなる
”体が先、脳が後”。口角を上げる笑顔になることにより、この作業は楽しいと脳をだますことが出来るそうです。
私が面白いと思ったものをピックアップしました。詳細は実際の書籍からお読みください。
何かどれも楽しそうです。勉強をドラクエのモンスターに例えるのであれば、どの攻撃が有効なのかは試してみるしかありません。また個人差もあるように思います。
あなたの一番有効な攻撃方法はなにか?楽しみながら見つけ出すのも、勉強のゲーミフィケーションだと思います。
(おわり)
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執筆:岸本 好弘(日本ゲーミフィケーション協会 代表賢者Lv98)
https://jgamifa.jp/
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