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10/28-11/6 ~好きを言語化する技術~

月 オフ
火 marken hill climb club
水 雑賀さんのガチSIT +ジョグ
木 流し+ラン1km306
金 流し
土 JETT ヒルクラ。Epic4.5Radio5。あとは少し上げてフィニッシュ。
日 地元の駅伝。朝に55kmイージーライド。駅伝は2km6分25で及第点。

駅伝があるためランを入れつついつも通りの週トレをこなす。
ランもジョグとダッシュだけで割と走れるようになった。

先日、三宅香帆さんの『「好き」を言語化する技術』を読んだ。

三宅さんの本は、『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』に続いて二作目となる。

この本には、「好き」を言語化することで、自分の好きを肯定することができるということが書いてあった。

今回は、エンデュランススポーツが好きな理由を言語化しておくことで、周囲から変態扱いされて、たまに傷つくことがあるかもしれない自分の好きを肯定しておきたいと思う。(おそらく私の周囲の皆さんは変態と呼ばれて喜ぶ方が多いと思われる。私もその中の1人です。)

①目標を達成する過程が楽しい

 レースの順位やタイムなど、エンデュランススポーツは目標を設定しやすい競技だと思う。私は野球を高校までやってきたが、野球で目標を設定するなら、「レギュラーを獲る。」「ホームランを打つ。」「チームで優勝する。」などといった目標が想定される。そのために何をするかとなると、することが多岐に渡ってくる。その一つ一つをこなしていくのは楽しいが、どちらかというとチームスポーツの目標は相手があるため、抽象的にならざるを得ない。なぜなら、相手がどう出るかで自分の挙動が変わって来るからである。その点、エンデュランススポーツは基本個人で取り組むかつ、タイムなどは当日のコンディションなどにも左右されるが、ある程度定まった指標で努力ができる。レースについても、順位を気にしなければ目標設定が容易いし、順位を狙っていてもある程度の見通しは立つ。

 その目標に向かって、どのような練習を組めば到達できるか考えることは楽しいし、自分の努力次第で目標達成状況が決まるといった点も潔いスポーツだと思う。社会人となると、なかなかチームスポーツは難しいと言える。チームスポーツをやっている人たちはうまくタイムマネジメントして、チームに合わせているから素晴らしいと思う。私は、マイペースな人間なので、個人競技で淡々と練習に取り組む方が合っていると思う。

 そして練習した先に目標を達成できた瞬間は堪らない。たとえ達成しなくても、次に達成するために何が足りなかったのか、必要な練習は?日常でできることは?などど考えることが楽しい。

②仲間と走ることが楽しい

 先にあげた理由と相反するかもしれないが、1人でトレーニングし続けていると、虚しさを感じることがある。エンデュランススポーツでも仲間と走るシーンは醍醐味の一つだと思う。仲間と談笑しながら走ることはそれだけで楽しいし、仕事、趣味、家庭、人生について語りながら走ることで自分の学びにつながる。また、仲間の頑張りに刺激され、自身もまた頑張れるということも仲間の存在の大きいところではないかと思う。学生時代にやっていた野球は、若かったためか、「相手とどう戦うか。」「ライバルに勝つためにどうするか。」を中心に考え、試合後も「悔しい。」「くっそ〜。」といった負の感情が浮かんでいたように思う。しかし、ランニングも自転車も大会後、たとえライバルに負けたとしても、何か清々しい感情が浮かんでくる。悔しいという感情ももちろん出てくるが、次頑張ろうという前向きな気持ちがすぐに出てくる。自分がおっさんになったからなのかもしれない。しかし、個人スポーツだからこそ、責任は自身にあるのだから、自分1人で切り替えられる分、精神的なリカバリーも早いのではないかと思う。

 また、ランニングにしても自転車にしてもレベルが上がっていけば、壮絶強い選手が出てくる。トレイルランニングでいえば、シガウマラの面々、中谷亮太くん、竹村直太くん、チャンプ西村広和さんなどと走って自分のレベルを上げる必要性を感じたし、ロードバイクに転向してからは、今も雲の上の存在がいくらでもいるし、まだまだこれからも強い方々と走れることはとても楽しみだ。

③飯がうまい

 これを走る理由に上げる人も多いのではないかと思う。先の2点と比べると、ふざけんじゃねえ、こちらは命掛けて勝負してんだ!と思われる方もいるかもしれないが、私はしがないおっさんなので、ご褒美がないと頑張れない。以前は、食事制限などをして、揚げ物はできるだけ避ける。カロリー表示をチェックする。炭水化物を取らない期間を作って減量する。などをしていたが、今は特に気にせず、食べたいものを食べる生活をしている。ただでさえ、ぼちぼちのトレーニング量をこなしているので、肉体的にも精神的にも食事まで、切り詰めると壊れてしまうと思うからだ。朝、トレーニング前に食べ、トレーニング後に食べ、昼食を食べ、夕食を食べ、夜にアイスや〇〇グラを食べる。食べるために走っているのか走るために食べているのかよく分からないが、とにかく食事が美味しいのは、走っていることも一因であると思う。いやそうだと思おう。そう思うことで走る理由になると思うから。遠征先でどの店に行こうかと考える瞬間もワクワクする。先日の綾川遠征でもうどんを食べまくった。たくさんの量を食べても運動で相殺されるのは、お得だと思う。(金銭面ではお得ではないことは間違いないが・・・)

 まだまだ書ききれないが、最近Noteの一回の文字数がインフレしているためこの辺で規制を書けたいと思う。とにかくエンデュランススポーツは楽しい。将来的に子どもたちが自立してきたら、さらにロングの道も視野に入れてきたいと思う。理由には挙げていないが、仏教僧のようにただひたすら無心で走ることも個人的には好きだから、走り続けることで仏の世界が見えるのかやってみたい。
こうやって書いてみるとただのアホなおっさんなのかもしれないが、それでもいいのではないかと思う。


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