ファンを巻き込む!UGCの効果まとめ|vol.147
こんにちは!
Jニュース担当の立原です。
モノが溢れるEC市場では、ブランドの差別化が難しくなっています。
これは多くの企業・ブランドが認識するところで、
顧客体験(CX)の優劣が、事業の成否に影響する割合が増えてきています!
CX改善に欠かせないのは、顧客接点です。ユーザーの心を動かす
コミュニケーションを取れる場所となることが大切です。
接点も多様化しており、何を活用すればいいのか悩まれる方も多いですが
口コミレビューやSNS投稿など、顧客起点で生成される
ユーザー生成コンテンツ(UGC)は顧客とのタッチポイントを創出するほか
商品購入のきっかけを作りやすいと今注目されています!
そこで今回は、UGCが購買行動にもたらす効果の最新調査を解説します。
>>UGCの正しい使い方の確認はこちら!
■2人に1人が口コミきっかけの購入で満足
「UGCが購買行動にもたらす効果」に関する調査によると
ECサイト内のスタッフとお客様・お客様同士のやり取りを見て
購入を検討したり、実際に購入した人が半数を超える結果になっています。
この結果は年代問わず、20〜60代のどの年代でも
約半数が同様の回答をしているようです。
またアパレルではコーディネート表示をきっかけに約60%が購入や検討を行い、
全体の約15%がまとめて購入をしたという結果になりました。
コスメでも、SNSでの流行が記憶に新しい「メイクレシピ」を始め、
複数商材をまとめたコンテンツがSNSでバズる傾向にあるといえます。
投稿に対してのリアクションの中には「買いたくなった」「分かりやすい」
といった声も多く、まとめコンテンツのニーズが分かる結果となりました。
商品購入後の満足度に関する調査結果で、満足した理由として最も多かったのが
「口コミを参考にした結果、期待通りの商品だった」という回答です。
おおよそ2人に1人が理由として選択しており、
実際に利用したユーザーの口コミへの信頼度が表れているといえます。
つまりUGCは顧客から購入時の検討材料として、活用されているだけでなく
満足度の高い購買体験に繋がるキッカケとして有効と言えるでしょう。
※参考 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000359.000038104.html
■無印良品ってスキンケアブランド?
実は今、無印良品がスキンケアブランドとしても注目されています。
『発酵導入美容液』のヒットを皮切りに、
一躍スキンケアブランドとしての地位を確立しました。
コスメ・美容の口コミサイトであるLIPSでも
今年3月から急激に検索ボリュームが右肩上がりの状況です。
2023年8月発売の『発酵導入美容液』が美容オタクだけでなく
一般層にまで評判が広がり、商品や口コミレビューをチェックする人が
増加したことが要因として考えられます。
株式会社良品計画「ヘルス&ビューティ」担当者によると、
インフルエンサーによるSNS投稿が増えた実感があり、
"まとめ投稿"の形式でアイテムが取り上げられているとのことです。
売れ行きの予測が難しくはなりますが、SNSの口コミで話題になると
商品の売上が1日でがらっと変わると嬉しい悲鳴をあげていました。
最近は成分表示でコスメを選ぶことがトレンドなこともあり、
『発酵導入美容液』4種の成分のラインナップから
自分に合った商品の購入を決めやすくなっているとも考えられます。
徹底した生活者視点で、ファンの発信力をも味方につけた良品計画ですが
「顧客視点」のUGCを増やす手法は、参考に出来るブランドも多いかと思います!
※参考 https://note.com/lips_labo/n/n39b89631a23a
■顧客の心をつかむUGCとは?
今回は「UGCが購買行動にもたらす効果」をお伝えしました。
SNS上で多くの情報を入手する人が多い昨今、
消費者は本質的な価値を求めはじめています。
そのため、商品を体験したリアルユーザーの声を知ることができるUGCは
消費者から求められている情報の1つとなっています。
またそれらは商品を提供するEC事業者にとっても
消費者の重要な「顧客の声」で、その活用方法が大きく売上に関わります!
そこで、顧客の声を売上拡大に繋げる具体例など、
すぐに活用いただけるノウハウを大公開することといたしました。
▶詳細はこちら
すぐに活用可能なノウハウや施策もお伝えしますのでお見逃しなく!
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本日のJニュース便りは以上です。次回配信も、どうぞお楽しみに!