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2025年、美容商材のヒットの兆しを探る!|vol.151
こんにちは!
Jニュース担当の立原です。
年末となり、今年の流行や来年のトレンド予測を目にする機会が増えてきました!
そこで今回は、市場のトレンドや消費者行動のきっかけを作る20代の意見や
最新韓国トレンド予測を元に「2025年のヒット商品の兆し」を探ります!
>>ヒット施策の情報が欲しい事業主様はこちら!
■関心のある情報、4割超がビューティー&コスメ
株式会社ビズパが実施したライフスタイル調査によると、
最近の20代女性はテレビや紙メディアなど従来の情報媒体よりも
SNSで情報収集をしていることが多いことが明確となりました。
SNSは多い順にYouTube、Instagram、Xなどが活用されており
テキストや音声より映像や画像で情報を得ている傾向で、
特にショート動画への注目度が上がっているようです。
そのうえで、関心のある情報ジャンルについては、
1位が「ビューティー・コスメ」で全体の42.6%が関心があると回答しました。
また、情報の信頼性を判断する要素としては
「Web上の口コミやレビュー」「情報源のブランドイメージ」を
重視するという回答が多くなっています。
新商品を知ったきっかけについても、回答が多い順に
「SNSの投稿や広告」「インフルエンサーの投稿」「企業公式SNS」となり、
とりわけ、実際に使用した消費者の声に需要があることが明らかです。
また、消費者の声は高価格帯商品の購買決定にも影響しているようで、
10,000円以上の商品購入を決める際には
「SNSの口コミやレビュー」を参考とするケースが最も多い結果となりました。
※参考 https://bizpa.net/whitepaper/detail/54/
■「成分買い」ブームに引き続き注目を
若者を中心に支持を集めるK-POPを起点として、韓国トレンドが
日本のビューティ・ヘルスケア業界に与える影響力は年々増しています。
トレンダーズ株式会社が発表したトレンド予測によると、韓国では
複合機能アイテムが増え「スマートステップ美容」の需要が増えているようです。
例えば日焼け止めでは、スキンケアだけでなくメイクアップや
ボディケア・ヘアケアにも使うことができる商品が出てきています。
他にも、パーソナル需要に対応しているともいえますが、
アイテムをミックス使用することを想定した「セルフカスタムコスメ」や
使って楽しくSNSで拡散しやすい「新感覚テクスチャ」も挙げられていました。
しかし、とりわけ注目なのは「進化系マルチケア成分」です。
今年、日本でも既に「レチノール」などの成分を重視したアイテムが
流行していましたが、韓国では成分重視のトレンドが続くと予想されています。
中でも、ボディ~インナービューティーまで幅広く使えるマルチさを持つ
ペプチドが2025年に来る!と噂されています。
ペプチドと相性の良い成分を配合した商品も今後増えそうです。
![](https://assets.st-note.com/img/1734679342-21mhewVfGxBSoaiIQNFXrdTz.jpg?width=1200)
一方、日本では日本由来の成分や日本らしさに注目が集まり始めており、
今年エミー賞で史上最多部門を受賞した映像作品にちなんで
「SHOGUN美容」と呼ばれているようです。
既に、日本の発酵技術や古代黒米に着目したスキンケアブランド『FAS』が
様々な雑誌でベストコスメに選出されており、流行の兆しが感じられます。
化粧品の成分にこだわった商品展開に力を入れるドラッグストアの増加も
「ドラッグストア革命」として注目の傾向です。
美容感度が高い層の「成分買い」ブームが身近なドラッグストアまで
波及した結果であり、日本の美容リテラシー向上にも繋がると考えられます。
またSNSやスマホの普及で、子どもも美容情報に触れる機会が増えています。
今後も美容の低年齢化はさらに進行するといえるでしょう。
そのため、子どもに化粧は必要ないと突き放すのではなく
安全で楽しい美容への向き合い方を子どもに提示する、
「キッズコスメ」といった新ジャンルも確立されてきています。
親世代のみならず美容業界全体で向き合っていく流れが強まっていきそうです。
他にも災害が多い日本ならではの「防災コスメ」は
緊急時のみならず夏場の通勤やキャンプなど活用範囲が幅広いことでも注目です。
※参考 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000193.000056551.html
■トレンド把握は生き残りの要
今回は「トレンド」から美容商材のヒットの兆しを探りました!
先を読むことが難しいといわれる現在において、
いかにトレンド予測を的確に行うかは、市場での生き残りの要ともいえます。
そこで近日、化粧品・ヘルスケア商品の事例をもとに2024年を振り返り、
2025年のEC市場で成長し続けるためのヒントを
株式会社Nint様に解説いただくこととなりました!
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新年のスタートダッシュに向け、お役立ていただけましたら幸いです。
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2025年、競合と差をつけるECチェックポイント
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本日のJニュース便りは以上です。次回配信も、どうぞお楽しみに!