JAPAN EC大賞受賞ブランドが持つヒットのカギとは?|vol.156
こんにちは!
Jニュース担当の立原です。
注目のEC・通販企業をECのプロたちの投票で選ぶ、
「JAPAN EC 大賞 2024」(日本通販CRM協会主催)の
受賞企業が、先日発表されました。
今年の総投票数は、なんと約1,100票にもなったそうです。
受賞企業は食品・健康食品・アパレル・雑貨など多岐にわたりますが、
今後のEC業界をリードしていく存在として要注目です!
そこで今回は、受賞各社のブランドがヒットしたカギを探ります!
>>ヒットブランドが実施する売上UP戦略を他にも知りたい方はこちら!
■タマチャンショップがダブル受賞
最多投票の企業に贈られる総合大賞は、
『タマチャンショップ』を運営する有限会社九南サービスでした!
「しあわせ食」をテーマにした自然食品ECサイトで、
ブランド部門賞とのダブル受賞となりました。
今でこそ、年間売上は約50億円にものぼるタマチャンショップですが
一時は赤字が続き、事業を畳む覚悟までしたことがあるそうです。
そこからどのように売上を伸ばしていったのでしょうか?
田中代表は、自分が好きと思うことができるお店のコンセプトを創り、
お客様に伝えたことで「想い」に共感していただいたことが起点と言います。
さらに、お客様との距離を縮めるためにコミュニティを運営し
長期的な繋がりを築き上げる取り組みも実施しています。
こうした、商品への「想い」をお客様に直接お伝えする行動が
商品や企業への「信頼」にも繋がっていると推測できます。
また、コミュニティ経由で顧客の声を取り入れ、リニューアルした商品が
なんと売上を60%増やした実績もあるそうです。
実は私自身、九州地方を旅行で訪れた際に
飲食店でタマチャンショップのソースを出していただいたことがあります。
おいしかったのは勿論ですが、何よりも店員さんの「商品愛」がすごく、
その熱量に驚かされたことを覚えています。
ヒット商品誕生には、お客様の存在があってこそなのだと思います!
※参考 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000029.000055937.html
https://gentosha-go.com/articles/-/62902
■発売後わずか1年で部門賞!次世代ミストサプリ
本アワードの部門賞は「顧客対応」「商品・サービス」「PR」
「ブランド」「人材活躍」の5つが設けられています。
上記部門賞の受賞企業から、注目の企業もご紹介します!
それは「商品・サービス部門賞」を受賞した株式会社ゼロワンブースターです。
次世代ミストサプリメント『IN MIST』で受賞しています。
詳しい受賞理由は、1月29日に開催された表彰式の
事後レポートを待ちたいのですが、
商品コンセプトである「1秒でできる、健康習慣。」の通り
手軽で続けやすい、ユニークな新形態が注目されていると考えられます!
ヘルスケア商品では年代や性別を問わず利用者が増えていることから
IN MISTのようなヒット商品では差別化を図るべく、
工夫をこらした商品が増えている印象です。
また近年の食品トレンドの1つに「健康×おいしさ」が挙げられるなど、
健康的な身体を目指す健康志向やヘルシー志向な方向けの食品が増えています。
しかし一方で、一般食品と健康食品の境界が曖昧になりつつあり、
法規抵触リスクが高まっていることに注意する必要があります。
※参考 https://shop.inmist.jp/pages/about
https://shokuhin-oem.jp/column/detail132/
そこで来週、今、重要視されている一般食品と健康食品の境界や
法規制への対策を学べるセミナーを開催します!
適切な対応が取れているのか、見直す機会として
お役立ていただけましたら幸いです。
途中入退室可能ですので、是非お気軽にご視聴ください!
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