【特定技能2号に1発合格!】「私の仕事は、人を笑顔にすること」。ベトナム出身のファンさんにインタビューしました!(株式会社YSK様)
こんにちは。
日本料飲外国人雇用協会の中川です!
近年、日本ではあらゆる業界で人手不足が叫ばれていますが、
当協会は、登録支援機関として「特定技能」の外国人材支援を行なっております。
多くの企業様から
「外国人の雇用を始めてよかった!」
「こんなにも活躍してくれている」
という嬉しいお声をいただくようになりました!
そこで今回は、実際に弊社が特定技能の支援し、企業で活躍している外国人の方へのインタビューをご紹介させていただきます♩
今回は、株式会社YSKの『広州市場ムスブ田町店』にお伺いし、副店長として活躍するファンさんにお話を伺いました!
ー日本企業への就職を希望した理由を教えてください。
ベトナムの大学の先生が山口大学に留学経験がある方で、先生の経験を聞いていると私も日本に留学してみたいと思うようになりました。実は、従姉妹のお姉さんがベトナムで日本語教師をしていたので、お姉さんに頼んで半年間、日本語を教えてもらったあと、日本に留学をしました。元々は留学が終わったらベトナムに帰国して就職するつもりでしたが、両親から「せっかく日本に留学したんだから、仕事も経験してみないと勿体ないんじゃない?」と言われたことがきっかけで、日本で就職しようと思いました。
ーなぜ飲食業界に就職しようと思ったのですか?
日本の学校を卒業してすぐに株式会社YSKに就職したのですが、元々は飲食業での就職は考えていませんでした。就活でいろんな業種の仕事を調べて、改めて自分がどういう仕事に就きたいかを考えた時に、「人が好きで、多くの人の笑顔を作りたい」という想いが強かったのです。多くの人との出会いがあって、笑顔を見れる仕事で、尚且つ、ベトナム人との関わりもある仕事を考えた時に、飲食業が自分にはピッタリだと辿り着きました。
就活の過程で4社から内定をいただいていたのですが、その後YSKに出会いました。YSKの社風や制度、従業員に対する想いに感銘を受け、この会社で働きたい!と思い就職しました。
ー初めから特定技能制度で就職したのですか?
就職した当初は、店舗勤務ではなく、会社と従業員の間に立つ事務関連の仕事でしたので、技人国ビザ (技術・人文知識・国際業務)で就労していました。当時は外国人社員が調理など現場で仕事ができるビザがなかったんです。ですが、2019年に特定技能ビザが始まり、会社からの提案もあって、特定技能ビザに切り替えをしました。
そして、今はYSKが運営する、手包みわんたん麺の「広州市場」の現場で勤務しています。特定技能制度ができて、現場の仕事ができるようになったのは、私にとっても非常に嬉しいことで、より自分がイメージしていた飲食店での業務につくことができています。
ーお仕事内容を教えてください!
私の仕事は何か?と聞かれると、「お客様に喜んでいただくこと」「人を笑顔にすること」だと思っています。なので、一言で業務内容を言うことは難しく、調理や接客はもちろん、スタッフ教育、売り上げ管理、書類作成など様々な業務を担当しています。
また、毎週売上や客数、客単価の管理を行い、課題が見つかった際は、その原因と解決策をすぐに検討します。常に課題とより良くするための改善策を考案し、お客様の期待に応えられるよう考え続けています。
ー外国人スタッフの教育について意識していることを教えてください。
私が勤務する「広州市場ムスブ田町店」では90%のスタッフが外国人です。まだまだ日本の文化や感覚の理解が不十分な人もいるので、その辺りの感覚的な指導にも力を入れています。外国人であっても、高い品質のサービスを提供できることをお客様にも認めてもらうことが大事だと思いますし、その指導ができるのは、自分自身も外国人である私だからこそできることだと思っています。
外国人スタッフが入社してまず1番に大事だと伝えていることは「挨拶」です。これは調理、ホール担当関係なく、1番大事なのは元気に大きな声での挨拶と返事です。これができないと当社でお仕事はできません。逆に言うと、特別なスキルや経験はいりません。元気で、前向きで、「お客様に喜んでいただきたい」という想いがある人は、当社できっと活躍してもらえると思っています。
また、制度面など外国人スタッフが働きやすい環境づくりも大切にしています。休日は完全週2日制でプライベートも充実できる勤務体制です。また、所属店舗の営業状況を見ながらですが、毎年2週間ほど、一時帰国のための休暇も可能です。外国人スタッフが多い会社ですので、みんなで協力しあって営業をしています。
ーファンさんにとって仕事のやりがいは何でしょうか?
毎日「笑顔」でいられる、そして「笑顔」をもらえることです。一般的に飲食店での仕事のイメージは、「忙しい」「大変」と思われているかもしれません。確かにそういう時もありますが私はそれ以上に、楽しい!が上回っています。
当店には様々なお客様がご来店くださり、お客様からたくさんの笑顔をいただきます。例えば、小さなお子さんがいるご家族で来られた時、お子さんが「ラーメンおいし〜!」と笑顔を見せてくれた時、私はとっても幸せな気持ちになります。またある時には、年配のご夫妻が来られて、「この店は何回も来てるよ!美味い!」と言ってくださりました。この一言で私も自然と心からの笑顔になります。お客様の笑顔、喜んでいただくことが何よりのやりがいです!
ーファンさんの高いモチベーションはどうやって保っているのですか?
そうですね、モチベーションの保ち方は人それぞれだと思いますが、私は「何のために仕事をしているのか」を意識することが大事だと思っています。先ほども言ったように、私は「お客様の笑顔」が1番嬉しいですし、お客様に笑顔になってもらうことで結果的に自分自身が笑顔でいられます。自分にとって1番大切だと思うことを、常に忘れずに誇りを持つことを大切にしています。
働く時間は長いですから、「辛い」「大変だ…」と思いながらするのでは、仕事をする意味がないですよね。仕事は楽しむものだと思っているので、毎朝、起きると「今日もスタッフのみんなに会える!」「お客様の笑顔を見ることができる!」と嬉しい気持ちになります。そして自然とモチベーションは高まります。
ー昨年、特定技能2号の対象に外食業が追加されました。この発表を受けてどう思いましたか?
これは私にとっても非常に嬉しいニュースで是非取得したいと思いました!すぐに会社側も相談に乗ってくれて、頑張ってください!と応援してくれました。
特定技能2号を取得すると様々なメリットがありますが、特に私にとっては、長期就業が可能になるという点が大きかったです。元々の1号の資格では在留期間が上限5年間でしたので、2号を取得することで長期的なキャリアアップを目指せることが嬉しいと思いました。
ーそして初回の2号試験で見事合格、おめでとうございます!どのような試験対策をされたのですか?
ありがとうございます!会社も応援してくれていたので、無事に1回で合格ができてとても嬉しく思っています。
試験対策としては公式のテキストをダウンロードして勉強しました。勉強期間は3週間ほどで、この間、平日は毎日寝る前に30分ほど時間をとり、休日は1日5〜6時間ほど集中して勉強しました。外食業の特定技能2号試験は、今回初めての実施で、過去問もなかったので必死で頑張りました。結果的に合格できたので、しっかりと勉強をして挑んで良かったと思います。ただ、試験自体は難しすぎるという印象ではなかったです。
そもそも2号を受験するには、2年以上の店舗管理業務の経験が必要です。実際の問題も、客数・客単価の管理なども出たので、テキストでしっかりと勉強することと、普段の管理業務の理解を深められていれば合格は目指せる内容だったと思います。
ー最後に、ファンさんの今後の目標を教えてください!
目標は会社をもっともっと大きくすることです!私はYSKが本当に好きで、とてもいい会社だと思っています。現在40名ほどの外国人スタッフの教育を行うグローバルミーティングを私が担当しているのですが、今後も当社で楽しく働く外国人スタッフを増やしたいですし、店舗数も拡大できればもっと多くのお客様に喜んでいただけると思っています。そのためにも自分自身をスキルアップしたいと思っています。
日本の飲食店は、美味しさはもちろんのことですが、1番の魅力はサービスだと思っています。日本のおもてなしや感謝の心を大切に、これからも会社に貢献できるよう頑張っていきたいと思います。
ファンさん、素敵なお話を聞かせていただきありがとうございました!これからもファンさんが笑顔で活躍されるよう、料飲協会一同サポートしてまいります^^♩
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