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両立思考 「二者択一」の思考を手放し、多様な価値を実現するパラドキシカルリーダーシップ(ウェンディ・スミス)

「パラドキシカルリーダーシップ」として、複雑な状況や対立する選択肢に対処するために必要な「両立思考」の重要性を論じています。単純な二者択一を超えて、多様な選択肢を同時に受け入れ、相互に補完し合う視点を持つことが、現代の複雑な課題解決に求められています。


パラドックスとは矛盾しているが相互に依存する要素であり、それらを乗りこなすことで組織や個人は成長し、適応力を高めることができます。リーダーは、「守破離」や「バルコニーに立つ」ように視野を広げ、包括的な視点で課題に取り組むことが必要とされています。また、探求と深化のバランスを保つこと、両極端な選択肢を統合することで、より良い解決策を見つけることが可能です。


この「両立思考」は、単なる問題解決ではなく、学びやコーピングを通じて複雑な状況を乗り越える能力を育てるとされています。
'24.11.4


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