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リコッタチーズ
前回のパニールの投稿から随分経ってしまいました。すみません。
リコッタチーズはイタリア発祥のフレッシュチーズ。再び(ri)煮る(cotta)という意味で、チーズを製造したときに出るホエイを再び加熱して作ります。
我が家ではパニールを作るときに出るホエイを使います。
それでは作っていきましょう〜
材料(出来上がり量約200g)
牛乳 1L
ホエイ 1L
塩 少々
レモン果汁 4分の1カップ
牛乳を大きめの鍋に入れます。
パニールを作ったあと引き続き同じ鍋でリコッタを作る場合は、面倒でも底にこびり付いた牛乳を綺麗にこそげ落としてください。そのまま使うと沸騰する時に爆発しそうな音が出ます…苦笑
ホエイと塩も加えます。
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パニールの時と同じく、ボウルにザルを乗せ、濾し布をかぶせます。今回はすくい網も使用します。
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鍋を中火にかけます。底が焦げ付かないよう、時々ヘラでこするようにしてかき混ぜます。
液体の周囲に小さな気泡が湧いてきたら弱火にし、レモン果汁をスタンバイ。
約80℃になったらレモン果汁を加えます。温度計があればベストですが、まぁだいたいこんなもんかな、の温度で加えていただいて大丈夫だと思います。
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すくい網で静かにかき混ぜていると、徐々に分離していきます。
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掬った固まりを濾し布にあげていきます。パニールの時とは違い、火は消さず弱火で煮続けます。
鍋の液体の色を見て、白く濁っていてまだ分離できそうであればレモン果汁を追加しても構いません。
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掬い終えたら濾し布で絞ります。
今回のホエイは再利用しません。流して捨てます。
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ある程度水分が絞れたら、この状態のまま一晩置きます。
翌日、濾し布からチーズを取り出して完成!
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そのままパンに塗ったり、サラダに入れたり。…と書きながら、デザート作り以外に使ったことがないと気づきました。苦笑
というのも、シチリアのお菓子Cannoliを作りたいので必要な分量が貯まるまで冷凍保存しているんです。今回作った量の4倍は必要。もう少しで必要量が貯まります。
冷凍保存の際はラップに包みます。
それでは後日(いつになるかしら…)、Cannoliレシピでお会いしましょう〜