Jey
読んだ本の内容をすぐ忘れてしまうので、メモを取ることにします。
過去に自身のWebサイトで発表していた、およそ原稿用紙1枚分のエッセイをここに再録していきます。
This poetry is dedicated to Lady K who passed away.
ゆっくり時間をかけて料理をすると心が穏やかになります。
はじめまして、Jeyです。 鳥取の小さな集落で夫と2人、古い家をセルフリフォーム(現在7年目!まだ終わらない…)しながら、猫2匹烏骨鶏4羽(2024年現在、2羽😢)と共に暮らしています。 野菜を育て、卵を採り、料理で出た生ごみや鶏のふんはコンポストに。そして翌年それを庭に還す。吹けば飛ぶような小さな規模ではありますが、循環型の生活をしています。 そうした日々の生活の合間にテキスタイルを制作中。布を染めたり、直接筆で描いたり。現在の私のアウトプットの場所はここです。
なかなか原稿が進まないでいたら、先日、父が亡くなり…書こうとしていた続きの構想がすっ飛んでしまいました😨 大叔母の一周忌もまだなのに、叔父に続き1年のあいだに3回目の葬儀… 次の投稿は気長に待っていただけると嬉しいです。
−80地点まで転がり落ちて2か月… 今朝からぽつぽつ原稿書きを再開 休んでいるあいだに新しくフォローしてくださった皆様、ありがとうございます。
一周回って電子辞書がシンプルで使いやすいと感じるのは私だけだろうか🤔
前回の記事はこちら↓ 躁のスイッチが入った直後の不眠が続いて身体の疲れが溜まってくると、精神状態がどうであれ、22時ごろ眠りについたあとは朝方まで続けて眠れるようになる。今回の躁(2024.04)は睡眠時間2〜3時間という命の危険を感じる不眠状態が10日も続き、主治医が薬の処方を一気に増やしたため、現在は疲れが溜まってというよりは薬によって強制的に眠らされている。 そもそも私はロングスリーパーなのだ。毎日10時間程度は眠らなくては体調を崩してしまう。だから+80地点の
読みたい!と思って購入した書籍が溜まってしまいました… 普段は図書館で借りる読みたい本たち。なぜなら、すでに本棚から本が溢れているから。 にも関わらず、躁状態も手伝ってかリストに書いた書籍を買うモードに走っている現在。恐ろしいのは、買ったものをまだ開いてもいないのに、図書館へ通うのが止められず、借りてきた別の本を読んでしまうこと。いや、買った本を先に読もうよ… というわけで、自分への戒めのためにも記事にすることにしました。 左から時計回りに、 ・地球の歩き方 ム
いま現在、これを書いている時点は+80地点あたりだろうか。躁状態のピーク、もしくは鬱の沼底にいるときは原稿を書くことができない。脳内でアイデアがあれやこれやと浮かび、腰を据えて文章を構成することができなかったり、絶望の只中にいてペンを持つことさえできなかったりするからだ。 それゆえ+100と−100の精神状態を正確には描写できないかもしれないし、何かが抜け落ちているかもしれない。それでもいくつかの記憶の断片は残っているので、それらを記録しておこうと思う。 そしてこれはあ
ピクルス🥒の記事を書こうと思っていたのに、料理しながらバタバタと作ってしまいました…😅また次回、手順を撮影するために、覚え書きをつぶやいておきます。苦笑
*この記事には自死についての記述があります。ご自身の体調をまず第一に。読み進められそうな方はどうぞお読みください。 人が自ら死を選ぶという過程は、抑うつ状態に陥り徐々に徐々に死へと向かって落ちていくものではなく、ある日ある瞬間、足元にあるマンホールの蓋が外れ、その穴にすとんと真っ逆さまに落ちてしまうものだと私は思っている。 これは私が実際に目撃した光景であり、双極性障害を患う自分自身が、もがきながら生きる日々の中で感じる実感でもある。 長い人生の道のりには、そういう
氷柱と蜜柑 2011年、豪雪と共に迎えた新年は近年記憶にないほど厳しい寒さで、軒先に連なる見事な氷柱が冬の弱々しい夕日に照らされている。 キンと冷えた空気の中、ほんのりオレンジ色に染まった氷柱を部屋の窓から何することもなく眺めていると、ふいに蜜柑の香りが鼻先を掠めた気がした。 幼い頃過ごした生家は昭和の典型的な日本家屋で、冬になると家じゅう底冷えがしていた。毎年冬になると祖母は蜜柑を段ボールごと買い込み、天然冷蔵庫と化した廊下の隅に置いていた。 ストーブの効いた暖
フォローありがとうございます😊 もう少し落ち着いたら皆さんのところへ訪問できると思います😅
Shane, now I really understand why you are always so restless.
恋文 いま、なにしてる? あなたに話したいことがたくさんあるんだ。幸せなんだ、ものすごく。このあいだ、生まれて初めて 「生きるのって楽しい」 と声に出して呟いて、たったいま自分が何を口走ったのか、理解するのにたっぷり十秒ほどかかったあとに、ものすごい勢いで「後悔」の津波が押し寄せてきたんだ。 どんな後悔かって?あの頃、ふたりのあいだに溜まっていた澱のことだよ。 後悔なんてしたことなかった。自分は後悔を感じるなんてこと無いものだと思ってた。 でもね、幸せだと気づい
夢 ひどく長い夢を見た。 ずいぶん前に出ていったはずの家の中で、私は追い立てられるように荷物をまとめていた。 ここを立ち退くのは明日だから、と暗い顔で男が言う。部屋にはそこらじゅうにまだ大切なものが残っていて、それらを手当たり次第に袋に入れていく。ガラスのペンギン、古びた写真立て、昔集めていた四つ葉のクローバーの押し花。どれもうっすらと埃をかぶっていて、けれどひとつひとつを拭いている暇はなく、次々に袋へ放り込んでいく。 ふと顔を上げると、死んだはずの懐かしい人が横
記憶 2011年3月12日、わたしは日本海に面した浜辺で海をぼんやりと眺めていた。東日本大震災の翌日のことである。 約束していたデートの行き先を海と決めていたのは地震が起こる前日だった。なぜ海に行きたかったのか、震災直後どうしてデートを中止しなかったのか、今となっては覚えていない。被災地の衝撃的な映像を目の当たりにし、どこか感情のスイッチが壊れていたのかもしれない。 津波が起きたあの海と確実に繋がっている目の前の海原は、深い碧をたたえ、穏やかで、圧倒的に美しかった。
前回のパニールの投稿から随分経ってしまいました。すみません。 リコッタチーズはイタリア発祥のフレッシュチーズ。再び(ri)煮る(cotta)という意味で、チーズを製造したときに出るホエイを再び加熱して作ります。 我が家ではパニールを作るときに出るホエイを使います。 それでは作っていきましょう〜 牛乳を大きめの鍋に入れます。 パニールを作ったあと引き続き同じ鍋でリコッタを作る場合は、面倒でも底にこびり付いた牛乳を綺麗にこそげ落としてください。そのまま使うと沸騰する時に爆発し