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「言わんでもわかるだろう」は超危険

福岡の片田舎で製造業リーマンやってます、よへいです。

製造業をやっていると、伝達ミスは怪我に繋がったり、最悪の場合、命に関わります。

ですので、最低限伝達すべきことを押さえなければなりません。

先日、「言わんでもわかるだろう」という思い込みが、悲惨な結果に繋がった出来事がありました。

もちろん、笑い話で済んだ話ですが、大切な話なので共有したいと思います。


最低限の定義

そもそも、最低限伝達すべきこととはどんなことでしょう?

絶対的な定義はありませんが、よへいが意識していることは

①安全
②損害
③期限

この辺は押さえておきたいところです。

①こうすると危険
②こうすると莫大な損害が出る
③こうすると納期に間に合わない


これさえ押さえておけば、正直あとはどうでもいいとさえ思っています。


失敗も成功のうち

どうでもいいというのは、適当でいいというより、本人の裁量に任せてもいいという意味です。

今の世の中は、失敗に不寛容です。

失敗しないように、予めなんでもかんでも教えてしまう。

すると、失敗から学ぶことができない。

短期的には得でも、長期的にみると損な時代だと思います。

ですので、可能な限り自分で決断し、自分でやらせて、辛酸を嘗める経験も大切だと思っています。


あえて多くを説明しない。

本題ですが、先日こんな出来事がありました。

ペンキを塗ることになり、よへいが事前にペンキの状態を確認し、軽く蓋を閉めている状態でした。


ペンキ缶イメージ。

その状態の缶を後輩に渡し、

「ペンキを塗る前にしっかり缶を振って液を混ぜるように」という指示を出しました。

(フリではないのよ)


さて、その結果、、、

見事に蓋が外れて、後輩のユニフォームは真っ白に。。


言わんでもわかるだろうは超危険。

まさかとは思いましたよ。

思ったけど、普通、蓋を押さえるよね?

「蓋は閉まっているよ」と言われたとしても、押さえて振るよね?

自分は想像力豊かなので、蓋を押さえないことが想像できない。

でも、いるんですね。

なにも考えずに振っちゃう人が。

おそらく本人は、この経験から「ペンキを振るときは蓋を押える」ことを学んだと思います。

失敗は成功のもと。。


ここから、私たち伝える側が学ぶべきことは、

「言わんでもわかるだろう」は危険だということ。

「普通」なんて物差しは、伝える側の物差しでしかない。

なので、「言わんでもわかるだろう」を安易に考えてはいけません。予想を超えてくる人はいます。

こと安全、損害、納期に関しては安易に考えてはいけない。

伝える側の責任としては、最低限伝えるべきことは伝えておきたいものです。


そして伝えられる側の心構えとしては、「自分の身は自分で守る」ということ。

最後は自分だけが頼り。

想像力や勘を働かせて取り組む姿勢が肝要なのです。



さて、「言わんでもわかるだろう」の話いかがでしたでしょうか?


社会人のほとんどは「あるある」と思ったのではないでしょうか?


ぜひ、コメントにみなさんの「あるある」を残してくださいね!


明日は、このペンキ話の続編をしたいと思います。

明日もお楽しみに!

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よへい
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