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「言わんでもわかるだろう」は超危険
福岡の片田舎で製造業リーマンやってます、よへいです。
製造業をやっていると、伝達ミスは怪我に繋がったり、最悪の場合、命に関わります。
ですので、最低限伝達すべきことを押さえなければなりません。
先日、「言わんでもわかるだろう」という思い込みが、悲惨な結果に繋がった出来事がありました。
もちろん、笑い話で済んだ話ですが、大切な話なので共有したいと思います。
最低限の定義
そもそも、最低限伝達すべきこととはどんなことでしょう?
絶対的な定義はありませんが、よへいが意識していることは
①安全
②損害
③期限
この辺は押さえておきたいところです。
①こうすると危険
②こうすると莫大な損害が出る
③こうすると納期に間に合わない
これさえ押さえておけば、正直あとはどうでもいいとさえ思っています。
失敗も成功のうち
どうでもいいというのは、適当でいいというより、本人の裁量に任せてもいいという意味です。
今の世の中は、失敗に不寛容です。
失敗しないように、予めなんでもかんでも教えてしまう。
すると、失敗から学ぶことができない。
短期的には得でも、長期的にみると損な時代だと思います。
ですので、可能な限り自分で決断し、自分でやらせて、辛酸を嘗める経験も大切だと思っています。
あえて多くを説明しない。
本題ですが、先日こんな出来事がありました。
ペンキを塗ることになり、よへいが事前にペンキの状態を確認し、軽く蓋を閉めている状態でした。
![](https://assets.st-note.com/img/1707131699627-avsBrvR64O.png?width=1200)
その状態の缶を後輩に渡し、
「ペンキを塗る前にしっかり缶を振って液を混ぜるように」という指示を出しました。
(フリではないのよ)
さて、その結果、、、
見事に蓋が外れて、後輩のユニフォームは真っ白に。。
言わんでもわかるだろうは超危険。
まさかとは思いましたよ。
思ったけど、普通、蓋を押さえるよね?
「蓋は閉まっているよ」と言われたとしても、押さえて振るよね?
自分は想像力豊かなので、蓋を押さえないことが想像できない。
でも、いるんですね。
なにも考えずに振っちゃう人が。
おそらく本人は、この経験から「ペンキを振るときは蓋を押える」ことを学んだと思います。
失敗は成功のもと。。
ここから、私たち伝える側が学ぶべきことは、
「言わんでもわかるだろう」は危険だということ。
「普通」なんて物差しは、伝える側の物差しでしかない。
なので、「言わんでもわかるだろう」を安易に考えてはいけません。予想を超えてくる人はいます。
こと安全、損害、納期に関しては安易に考えてはいけない。
伝える側の責任としては、最低限伝えるべきことは伝えておきたいものです。
そして伝えられる側の心構えとしては、「自分の身は自分で守る」ということ。
最後は自分だけが頼り。
想像力や勘を働かせて取り組む姿勢が肝要なのです。
さて、「言わんでもわかるだろう」の話いかがでしたでしょうか?
社会人のほとんどは「あるある」と思ったのではないでしょうか?
ぜひ、コメントにみなさんの「あるある」を残してくださいね!
明日は、このペンキ話の続編をしたいと思います。
明日もお楽しみに!
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