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心の底から本を読めるようになりたいと思っている方必見。考え方を変えれば読書はできる。

 本を読んで仕事の効率をあげたい!人生をもっと豊かにしたい!有象無象の情報化社会の中できちんとした根拠のある情報に触れたい!
 だけど、本を読み始めるとどうしても眠たくなって、読めない。
 こういう方は少なくないと思います。

 読書ができないのは、読書に対する勘違いが身についているからかもしれません。
 今回は全く本を読むことができなかった私が、毎日読書できるようになったコツを話したいと思います。

 まずはじめに読書というのは、一冊の本から沢山の情報や知識を得ないといけないと思っていませんか?一言一句間違えなく、くまなく読まなければいけないと思い込んではいないでしょうか?これは、読書に対する勘違いの1つ目です。
 私たちは子供の頃、学校の授業で一文字一文字丁寧に読むことを教わりました。その影響なのか、読書も同じ感覚でやってしまい眠くなってしまうのではないかと思います。
 読書でやるべきことは、丁寧に読むことでもなければ、内容を丸暗記することでもありません。自分の中にある、解決したい問題や悩みの答えを探すことです。あえて極端にいうならば、辞書を引くような感覚に近いかもしれません。辞書というのは、知らない単語の意味を調べたりするのに活用します。それと同じで、解決したい問題の答えを検索する作業が読書になります。
 大切なことは、問題を解決することです。丁寧に読もうとして、何も得られないのは本末転倒。1つでもなにかを発見し、それで問題を解決するほうが価値があります。
 例えば、最初の1ページ目を読んで問題解決できるのであれば、それ以上読み進める必要もないかもしれません。ただ実際には、1ページ目から問題解決してくれるような本であれば、もっと深い内容が気になって結局最後まで読みすすめることになると思いますが。これは極端な例ですが、本との向き合いかたは問題解決だということです。

 次に、本は面白くないという思い込みです。ここからは、本気で読書をできるようになりたいと思っているかたに読み進めていただきたいのですが、本は面白くないというのは勘違いです。これまた思い出されるのは、教科書だと思います。教科書は活字を並べて、よくわからない単語や公式を出してきます。その影響で、本や教科書というのは、難しいものだという意識を植え付けられてしまっていると思います。
 学校というのはその性質上、複数人の生徒に一定の速度で一定の内容を教えなければなりません。頭がよかろうが、悪かろうが、興味があろうが、なかろうが関係ないのです。ですが、人には個人差がありますので、そんな一方通行の教育に順応できない人もいます。これらの経験が本を面白くないものだと思わせている原因になっていると思います。
 また、本は教科書や参考書のように丸暗記してテストでいい点をとるためのものではありません。問題を解決するためのものです。ですので、興味がないことを無理に読む必要もないのです。つまり、興味がある部分だけ読めば読書の目的は果たしているということです。

 最後は、いい本に出会うには、数冊買った程度では出会えないということです。
 本を1、2冊購入した程度で完読できなかったと諦めないでほしい。これ一番大切なことかもしれません。自分のレベルや興味に合う本に出会うまで何冊も何冊も買うしかないのです。最後の最後に根性論出たとか、具体性に欠けるとか思わせてしまって申し訳ないのですが、ここで諦めてしまうような方は一生本を読めないと思います。本気で読書できるようになりたいのであれば、「100冊買って1冊読めた」くらいの確率でも、読めるようになること自体をゴールに設定してください。実際どちらがもったいないかというと、1,2冊買って読めなかったほうがもったいないのです。もし、100冊も買うことがもったいないと思うのであれば、あなたの価値観はコストにしか目がいっていません。本当に価値があるのは1冊を完読できたということです。

 読書に対する間違ったマインドを壊すことができれば、読書をもっと楽しめるようになると思います。


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