昔感じたワクワク、ドキドキは
最近、普段の生活の全てが、何でも予想出来てしまう。これを食べたらどんな味がするのか、美味しいのかどうか口コミを読んで勝手に想像できる。行ったことのない場所も地図アプリを見れば写真かアップされ、どんな所か想像出来てしまう。つまらないことはないけど、この世界にもうワクワクすることは無いのだろうか。
子供の頃は小さな町の非常に狭い生活圏で暮らしていたが、今よりももっとドキドキ、ワクワクがあったと記憶している。
最近仕事で、先輩に最近のやつはみな熱量が足りないと言われた。その先輩に認められるように行動したらどうなるだろうかと思い、普段と違う自分を演じてみた。いつもの人間関係の距離よりももう半歩だけ踏み込んで仕事をしてみた。
相手の今仕事の内容や困り事を真摯に聞いていると、相手も自分のことを助けようと動いてくれてることに気づいた。心理学では返報性の原理というらしい。良いことも悪いことも、情けは人の為ならず、目には目をなのかと。
慣れない自分を演じ続けることは疲れてしまうのだけれど、いつもは最後は自分一人が頑張らないとと気負っていたので、こんなにもまわりのひとが自分のことを助けようとしてくれることに驚いた。まだまだ、自分の在り方を変えるだけで、まわりの世界が変わるのであれば、もう少し演じてみようとおもった。