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スタッフといい信頼関係を築くコツ。

新しい組織で働き始めて4ヶ月が経とうとしています。

今まで培ってきた、知識や経験など自分にあるものをフル活用して新しい店作りをしている最中です。この辺にはなかった新しい業態のお店をオープン予定で、今からワクワクしています。
しかしながら工事その他の準備が難航中、多分オープンは5月の半ばかなあ。

さて、新しい店作りや出店をする際に何が一番大事なのかと言われたら、私は間違いなく

「現場で働くスタッフとの信頼関係」であると言います。

もちろんお金や計画があるという前提です。

素敵な設えの店というスペースを作っても、良いレシピやメニューがあったとしても、それを活かし、お店にお客様を呼ぶことができる一番の要素は間違いなく

「スタッフ」だからです。

小さなお店であればオーナーシェフが一人。それだけならばそのオーナーの対応が全てですが、スタッフを雇い一緒に働くのであればそこでのスタッフとの関係は営業や売上に大きく関わってきます。

お店を運営されている方であれば新しい商品、アイデアなど営業に関わることはいくらでも浮かんできますよね。浮かんできたサービスの形やどのようにして提供していくかを考えても、実際にサービスや商品を売るため接客をするのは現場に出ているスタッフがほとんどのはずです。

スタッフとの信頼関係がどのように構築されているかで、そのお店のポテンシャルというのはだいぶ変わってきます。

関係性という話で、ふわっとしていますがお友達になったりするわけじゃあないです。

具体的に私は以下のようなことをしています。

約束事を決めて徹底している

ここで間違えてしまっていけないのは
「ルールを決めて守らせる」
というような押し付けるものではなく
「決まりごとはこれなのでみんなで守りましょう」
というものです。
運営をする上での共通認識と決まり事があり、それを店で働くすべての人間が守っている状態です。
決まりごとのない状態では何が良くて何が悪いのか判断できませんよね。

「○○の場合は商品を出すのが優先」

というようなものを、大まかでも良いので決めておくべきです。
行動の指針となるものがあると迷いなく動くことができます。
スタンドプレーばかりが目立つと何がルールなのかわからなくなってしまいます。
みんなで決めたことは全員できちんと守りましょう。

仕事をきちんと明確にし分担をしている

「目についたものをまずやる。」
「忙しそうだから手伝う。」
めちゃくちゃ忙しいとき、一見大変なところをみんなで手伝うことによって問題が解消されそうな気もします。
ですがすべての作業と注意力が一箇所に集中してしまう状態になり、他を確認できなくなってしまいます。他の場所で問題が起きたときにすぐに対処できなくなってしまうのは本当に困るし、いろんなことが後手後手になってしまうんです。
ですので、分担する作業を予め決めておいて

「作業量の上限が超えたらフォローに入る」

というのを設定しておきます。
そうするとスタッフも安心して仕事をすることができます。
なにしろ、いちいち細かく確認をせずに済みますし、大変なときに声をかけることというのを決めておけばスタッフも安心して「HELP」と言えます。

期待を伝え見せて実際にやってもらう。そしてできたことを褒める。きちんとリスペクトしている。

例えば、
「お客様に商品を提供した場合、商品の説明をきちんとしてほしい。なぜならそれがどのような商品であるか知っていただく事と、美味しく召し上がっていただきたいという理由があるから。」
具体的な行動やどのように伝えてほしいかをきちんと教えてやってもらいます。
まず手本を見せること。
そしてできたことは褒める。
これを実行しているとお店のスタッフの顔つきが変わります。
すべての仕事に自信をもって行動してくれるようになります。

そして、そうした運営の一翼を担ってくれているすべてのスタッフに対してリスペクトする気持ちを忘れずに。

商品力、店のコンセプトなどいろいろな要素は複雑に絡んできますが、細かな改善点をカバーできるのはスタッフとの関係性が大きなところですよね。

さて、新店オープンに向けて、私も良い店作りしていきます!

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ホンブダイゴ◇Hombu Daigo
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