マガジンのカバー画像

ローカルフードマガジン

96
都市部の圧倒的な情報とスピード感とは真逆のマガジン。 ローカルの飲食なりその他食に関わるような出来事を感じたままに書きます。
運営しているクリエイター

#飲食店経営

評価はいくつ

なにかの体験をしたときに星を付けるときってありますよね。 飲食の体験や本の評価などですかね。 大抵は5段階で基準が示されていないんです。 日本のグルメやそれ以外の星を付けて評価するサイトってたくさんあるじゃないですか。 なんかみんな星の付け方が厳しいんですよね。大きな声で「良いよ」と言えない雰囲気。どうしてなんでしょ。 日本の飲食店の評価とか見てると中に 「店内の雰囲気は最高。だがうるさい客がおり星2つマイナス。」 「味は美味しかったんだけど、わたしごのみじゃな

醸し出すもの

ホンブダイゴです。 長野の南、いわゆる南信州というところで飲食店の店長をしています。 市内の駅近くにあるお酒を提供する飲み屋さんでして、たくさんの方がいらっしゃいます。そんなお店の出来事を書いていきます。 回るお店。 接客や所作に関わるスタッフが醸し出す雰囲気はお店の空気と言って良いものです。 スムーズに流れるようにすべての作業が進んでいく。 たまには流れが悪くなることもあるかもしれませんが、そこは店舗責任者である店長が流れを上手く作って行くものです。というのは理想の形。

大事なのは経歴じゃない。

世の中には素晴らしい経歴の料理人の方が数多くいます。 よくある紹介の仕方でいうと 「一流ホテルで修行していた。」 「巨匠の某有名シェフに師事していた。」 「○○○○○ガイドの星付き店舗で働いていた。」 ざっとこんなところでしょうか? 一流店と呼ばれるような店では、従業員に対しての教育が整っていたり、提供する商品にとても強いこだわりがあったり、徹底的にクオリティやサービスが高かったり、一流店と呼ばれる所以はきちんとあるわけです。 もちろんお客様からの支持もきちんと受

コスパの話

世の中の飲食店の価格をどう感じていますか? そして『コスパ』という単語にどういうイメージを持っているでしょうか? 多分世間一般の人は 『低価格で高品質なものやサービス』と思っているでしょう。 それは大手企業やメディアが一般消費者に植え付けたイメージです。 それ全然間違ってますから。 本当は 「価格に対して品質やサービスが優れている」ということです。 安くなんて言ってません。 明らかに間違ったイメージ。 低価格でなければコスパが良くないってなんすか? ✂✂✂ 「