それでも私はここにいる。
今まで私のnoteに頻回に訪れてくれていたフォロワーさんが、ある日を境にパタっとこなくなることがある。
一時的な興味だったろうし、そもそも記事の内容が面白くないから、去っていかれても仕方がない。色々な事情があるのだろう。
現在のフォロワー数が結構な数になってきたので、もう誰がフォローしているかなんて私には全然わからない。
私はこの記事を書きながら、フランスにあるシャンボール城のことを思い出している。
おそらくベルサイユ宮殿に次ぐフランスで有名なお城だ。
このお城の何が有名かって、あのレオナルド・ダ・ヴィンチが考案した階段があること。
二重らせん構造になっていて、不思議なことに上ってくる人と降りてくる人が同じ階段上で出逢わない。さすが天才・レオナルドよ。
実際に階段を上ったことがあるが、ある一点で「あれ?今すれ違ったかな?」程度である。
私はnoteのフォロワーさんたちもそういうものなのだろうなと思っている。
ある一点で繋がり、また離れていく。
家族や友人のように、長く並行しながら歩む関係もあるだろう。
だがフォロワーさんはnoteという限られた場所で、一つの話題で点で繋がっている。
時期がくれば上っていく人もいるし、下っていく人もいる。当然私もそのどちらかだ。
そういう出逢いがまたnoteの魅力でもある。
去る人は追わず、新しい人は迎え入れる。最近はそういう気持ちだ。
フォロワーさんがどんどん去っていったとしても、それでも私はここにいる。
自分だけのテーマがありながらも、それにとらわれずただひたすら書いていこうと心に決めた。
けど離れていった人もたまに遊びにきてくれるとそれはそれで嬉しい。
並行する螺旋ではなく、ある一点で繋がり、また離れていく2つの螺旋も美しいなと思っている。
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