有隣堂しか知らない世界24時間公開生配信を18時間ぐらいみてしまったゆーりんちーです。
私が田舎から出てきて初めて就職したのが神奈川県のこれまた田舎でした。富山とさほど風景が変わらず、何もない。
強いていうなら246という湘南爆走族が出没しそうな、大きな道路が走る街だったということです。
田舎から田舎に越してきた私にとって、近くの大都会は厚木市というところで、そこに有隣堂という書店がありました。建物は古いけど、味のある重厚な書店で、よく医学書を見に行っていたものです。
神奈川で初めて有隣堂に触れたので、あぁ、きっと有隣堂は紀伊國屋に並ぶ大きな書店なのだろうなと10年くらい信じて疑わなかった私ですが、ある時有隣堂は神奈川と千葉と東京にしかない横浜発の地元密着書店ということを知りました。(そう、あれはアド街ック天国でした)。
それ以降もルミネ横浜店にはある時期毎週2回時間潰しに通っていたし、私にとって、
紀伊國屋<蔦屋書店<文教堂<有隣堂という序列で馴染みが深い書店なのです。
実はこのnoteを始めてからあるnoterさんに有隣堂が運営する『有隣堂しか知らない世界』(以下ゆうせか)というYouTubeチャンネルを教えてもらいました。
私にとって馴染みのある書店が、なんか変な番組をやってる。
そんなこんなで見始めたYouTubeにハマりにハマり、今や毎週欠かさず見て、ライブ配信も見れる時は見ています。
この有隣堂しか知らない世界には熱烈なファンがたくさんいて、そのファンのことをゆーりんちーと言います。私はグッズを買ったりイベントには行きませんが、推しの出演者さんが出た回は何回も繰り返し見ています。(ちなみに推しは学研の松原さんと占い師のしいたけさん。)
そんな有隣堂ですが、有隣堂が運営する台湾のセレクトショップ・誠品生活5周年に合わせ24時間営業することになり、ゆうせかも24時間生配信をすることになりました!
私は最初お店まで行くつもりでしたが、きっとテレビの前がいちばんの特等席だろうと思い、9月28日の午前10時から翌朝の10時までほぼ見ました。
2時間くらいで飽きるかなーと自分でも思っていたんですが、見どころが多すぎてテレビの前から離れられない!
有名な作家さんや、漫画家さんが多数出演されたり、学研や蔦屋書店など他の企業の方も続々登場するため、トイレに行く暇もないわけです。
そして夜が深くなればなるほど、こっちもぶっ続けで見ているわけですから?、変なテンションになってきちゃって途中で拍手なんかしちゃったりして。
1番の楽しみは夜中の一時からの作家・中山七里先生だったので、有隣堂の社長と社員さんが知育玩具で遊び始めた時に少し仮眠をとりました。わざわざ1時にタイマーをセットし、起きたは起きたんですけど、また寝落ちしちゃいまして。
で、気がついたら朝5時!
気がついたらこの気持ち悪い絵が完成していました。(事故物件芸人、松原タニシさんの怪談を朝5時から視聴するゆーりんちー。)
ありがたいことに中山七里先生ご登場の時間はアーカイブでしっかり見れたので大満足!
9月29日の終了間際には、24時間見守り続けてくれた、すずきらな先生作の黒板アートを消して大団円!
(躍動感ある素敵な作品であることが、テレビからも伝わってきました。)
ずっと配信を見ていましたが、どの時間帯も平均して4000〜5000人が視聴しており、朝方ですら2000人ぐらい見ていたと思います。
最初はファンですらこんなこと実現できるのかと思っていましたが、進行もスムーズで大きなトラブルもなく、ずっと面白かったです。
ゆうせかに出演されるゲストの方というのは、自分の好きなものを極め抜いてきた方たち。それぞれの好きの熱量が強いので、人に何を言われようがちょっとやそっとではへこたれないんですよね。そんな好きなことを見つけられるのっていいなと思うし、それを仕事にできるのも努力と愛だなと。
そしてゆうせかはそんな偏愛の世界を、一般の人たちの目線で見せてくれるチャンネルです。
今回作家の中山七里先生がいいことを仰っていて。それは鈍感力と書き続けること。私はただの素人なので傑作を書こうとか思わなくていい、ただこのnote上では、誰かの目を気にせずにずっと愚直に書き続けていこうと思いました。
愛は地球を救うすらまともに見たことのない私が、YouTubeの24時間生配信は見れた!楽しかったー!
これからもゆーりんちーとして、有隣堂を応援していきます。
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