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スリカヤ

Srikaya

Annona squamosa

バンレイシ科 バンレイシ属
バリ語 :  sirikaya
英語  :  sugar apple / sweetsop
日本語 :  釈迦頭

西インド諸島、中南米が原産、高さ2〜5mの半落葉性の低木。
種を蒔いて3〜4年で実をつける。花は緑色で、枝の先に2〜4個つくが、自家受粉が難しい。果実はミカンくらいの大きさで、緑糸の鱗のような皮に覆われている。実は完熟すると写真のように割れ始める。
冷 性

利用部分
葉   熱、 セキ、 リウマチ、 通風、 下痢
実   下痢、消化器のトラブル
根   便秘、腰痛、精神的不安
種   消化不良、 回虫、 しらみ
樹皮  下痢、怪我

作用
鎮痛作用
健胃作用
駆虫作用
アストリンゼント

※ 妊婦は種を煮出した液を飲まないこと

スリカヤの花


タイでこの果物を食ぺた人が、食ぺ方がわからなかったと言って いた。うろこのような緑色の皮は捨てて、中の白い部分だけを食 ぺる。房の中に黑い種がたくさん入っていて、食べられる部分はあまり多くはない。 

同じ種類のシルサックとは違い、スリカヤは甘くて食ぺやすい。白い果肉は、砂糖を噛んだ時のようにジャリジャリしているため、bシュガーアッップルという名前でも呼ばれている。 

果実はアミノ酸を多く含み、消化系の病気に効果がある。果実以外の部分は毒性があるので、外用だけに使うが方が良い。

果肉の中の黒い種は虫除けになるという。頭のしらみには、スリカヤの種を10粒と一握りくらいの葉を粉末にして、ココナッツオイルを加える。それをに施して3 0分くらいおいてから、頭をシャンプーする。また犬のノミの場合は、種をつぷして水を加えて濾した液で身体を洗ってやるといいそうだ。

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