スレー レモングラス
Sereh
cymbopogan nardus
イネ科 オガルカヤ属
バリ語 :sere
英語 :lemongrass
日本語 :レモングラス レモンガヤ
マレーシア原産と考えられるイネ科の多年草。高さ約1m、レモンの匂いがする葉の幅は2cmくらい。鋭い葉で手を切る事もある。日当たりの良い湿った土地を好む。新しい株が分かれて繁殖していく。
温 性
利用部分
葉 セキ、頭痛、疲労、胃痛、下痢、食欲不振、食欲増進
生理不順、打ち身
作用
抗炎症作用
鎮痛作用
健胃作用
血行促進作用
殺菌作用
見た目は雑草だけれど、 葉をちぎってみるとさわやかなレモンの香りがする。 近種のシトロネラ (sereh wangi) の方は少し大型で、虫除けの効果があり、ボカシオイルの匂いがする。
レモングラスのお茶は簡単に淹れられるので、レストランでも人気のメニューになっている。 消化を助ける作用があり、 腹痛、下痢、頭痛、 インフルエンザにも効果がある。 飲みやすいハーブなので、脂っこいインドネシア料理の後にはおすすめ。
レモングラスには血液の循環や筋肉痛を整える効果があるので、疲れたときは葉と根を一緒に煮出して、レモングラス風呂に浸かると疲れがとれる。
レモングラスは茎の下の硬い部分があるものを、水にさしておくと3~4日で根が出るのでそれを植えればいい。 次第に株が分かれてどんどん大きくなる。 収穫する時も根から抜かずに、 カットすれば又のびてくるので、植えておくと大変便利なハーブである。