ひたむきなソウルフル・シンガー-Janis Joplin-と現代へ。
今夜はウィスキーWHITE HORSEを飲みながらの、Janis Joplinについて書きたい。
私の音楽人生、はては日常の全てを変えてしまった女性のお話。
1.Janisに出会って人生が変わった話
何を隠そう。
私は過去に虐待を受けていた。それは色々な人からだ。しかし、それは被害者的な立ち位置で書かない。思っていない。
何故なら、私が一番最初にその現状に気づくべきだったからだ。凄く苦しい言い方だけども、人はとてもクレイジーだ。クレイジーな生き物だ。ジャニスの声は、そんな私にとてもストレートに、そして愛情深く届いた。地獄の底から歌うような、雄叫び。
それは、ソウルがこだましている彼女の時代への叫び。自分への叫びのように。
2.Superfly 越智志帆とウッドストック
Janisを知ったのは、そんな自分のJanisへの愛に気づく前。日本の超有名ロックシンガー(私はそう思っている。)Superfly、越智志帆さんとの出会いだ。You Tubeや買ったライブDVDの画面の中で見た、Woodstockの地で歌う彼女の声も、姿もまた、一人の女性が歌というものを愛し、愛され現代に立ち向かっているようだった。それは多くの支持を得た。私はSuperflyが好きで、そこから1960年代、Janisの音楽に辿り着いた。私はまだ、28歳だ。全然、人生の経験を積んできたとは胸を張って、言えないが、この二人の女性アーティストとの出会いは確実に、私の人生を変えた。
3.Woodstockの地
漠然と、私もそんなWoodstockの『ような』地に立って歌ってみたい。そう、思うようになった。それは『かなしい』という歌ができてから。何故なら、そこには私の現代へのアプローチが込められているから。
ユートピアとは、とても遠いようで近い。助けはすぐそこにある。悲しいという感情さえ、忘れがちな、クレイジーな世界に私は歌いたい。Janisのように、ソウルを燃やして。
二人のソウルフルシンガーには、敬意をもって、これからも拝聴していきたい。
心より、ありがとうございます。