うさぎ島
ウサギたちと
今回は、登山でもなんでもない(笑)
ハイキングとキャンプに行った件。
広島県に位置する「大久野島」は
「うさぎ島」と呼ばれ有名だ。
島はキュートな名前とは、うらはらに
かつて毒ガスが製造されていた場所で
その動物実験用としてウサギを
起用していたようだ。
当時のうさぎの子孫は、
もうこの島にはいないようだが、
歴史を知ると複雑な気持ちになる。
ウサギは、動きも軽やかで、
何より奈良のシカやハトのような、
餌目当てで、しつこく人間を
追い回すことはない。
気ままなウサギたちだ。
島の守り人さんたちが
彼ら用のお水を設置したり
葉っぱをおいてあったりと、
お世話が行き届いて
いるせいだろう。
自然豊かな周囲4.3kmの小さな島。
船で到着して
サクッとお散歩気分のハイキング。
ウサギたちと写真撮ったり
瀬戸内海を眺めながら
廃墟なんかも巡る。
完全に旅行と呼ぶべきだ・・・
春なのに、極寒のキャンプ
休暇村には、宿泊宿があるが
わたしたちは、キャンプサイト泊。
BBQを楽しんだあと、
焚き火を囲みながら、
おしゃべりした。
桜が咲きだす4月上旬で
お天気も快晴だったが
夜は、だんだん冷えてきた。
まあ、それでも春だから・・・
テント内には
毛布もマットレスもある。
ところが、この夜は
気温がかなり下がり・・・
寒い!
登山で標高が上がるなら
それなりの準備をするところだが。
なんなら、恵まれた環境での
春ということもあり
みんな油断していた。
ありったけの巻けるものを
身につけ、毛布をかぶったけど
眠れない!
ブルブル・・・
ガクガク・・・
映画などでよく見る
雪山遭難の生死をさまよう場面に
「寝ちゃダメだ!」と叫ぶシーンがある。
人間って、生きるために
やばい寒さの中では、眠れない
のね・・・と
映画のシーンが頭をよぎった笑
眠ったのかわからない状態で
翌朝の早朝、オーガナイザーさんが
焚き火をしてくれていた。
ありがとう〜😭
あったか〜い!
ホットコーヒーが、芯まで冷えた内臓に染みた。
みんな、同じくらい
寒くて眠れなかったみたい。
お互い、睡眠を邪魔しちゃダメだと
口をつぐんでいたらしい。
そして、朝の温泉に入り
ようやく身体が溶けるようだった。
ただ、このときに過ごしたメンバーは
いつメンのように
頻繁にプライベートでも顔を合わせている。
苦難を共に過ごすことで
なぜか、謎の結束力が
生まれた日でもあった(笑)
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